松木 大輔選手 (常葉菊川)

松木 大輔

球歴:常葉菊川

都道府県:静岡

ポジション:捕手

投打:右 / 左

身長:173.0 cm

体重:73.0 kg

学年:卒業

寸評

 チームの4番・捕手として、攻守で中心的な役割を果たす存在。しかし選抜の3試合では、打率.091厘と結果を残すことが出来ませんでした。この経験を糧に、これからどんなプレーを魅せてくれるか楽しみ選手です。 (第一印象)  独特のリストワークをして打ちに来るのですが、常葉菊川らしい思いっきりの良さが際立ちます。打ち終わった時の形が、あの 松井秀喜 選手を彷彿とさせるものがあります。 (ディフェンス面)  俺について来い的な、ガンガン引っ張って行くタイプの捕手に見えます。ミットをしっかり示しますが、少しグラブだけで捕りに行くのが気になります。それでもテンポの良いリードを心がけ、ボールもしっかり押しこむように捕球。地肩に関してはよくわかりませんでしたが、捕手としても適度にバランスの取れた選手ではないのでしょうか。 (打撃内容)   スクエアスタンスで、グリップを下げ気味に構えます。早めに足を大きく引き上げて来るアベレージ打者の傾向が強い始動ですが、思っきりが良く振りぬくスイングからは強打者の片鱗が伺えます。ただかなり癖のあるフォームなので、粗さが目立ちます。 <長所>  思いっきりの良いスイングである一方で、その上半身の強さに負けない下半身とのバランスに優れます。踏み込んだ足元はブレないので、外角や低めの球にも対応できるはず。  けしてインサイド・アウトのスイング軌道ではありませんが、大きな弧を描き、強烈なヘッドスピードでフルスイング。特にバットの先端であるヘッドを下がらないことが意識されており、ドアスイングになるのを防ぎます。 <課題>  独特のリストワークをするので、余分の動作が多くボールを捉え損なう可能性は否定できません。しかしこれは、彼独特のリズムの取り方なので、これを変えてしまうと彼の感性が損なわれてしまいそうで怖いところ。  足を大きく引き上げたり、大きく体を動かす中でボールを捉えるタイプなので、どうしても目線が動いたりして、的確に捉えるのに課題を残します。
更新日時:2013.04.20

将来の可能性

 常葉菊川らしい、感性に任せた打撃をしてきます。それはそれで良いのですが、何処かで方向性が逸れた時は修正して行かないと壁にあたって越えられないでしょう。少なくてもそういった時に、超える術なり考える習慣を高校の間から養って欲しいですね。攻守に良いものを持っているだけに、大学でも大成して欲しい一人です。
更新日時:2013.04.20

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