国吉 翔平選手 (松山聖陵)

国吉 翔平

球歴:松山聖陵

都道府県:愛媛

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 一年生ながら、チームの核弾頭として秋の四国大会では打ちまくった選手。早いカウントから、積極的に打ちに行く打撃が目立ちます。 (第一印象)  打球は、センターからレフト方向へ巻き込む打球が中心。スイングは、コンパクトなのが目を惹きます。 (守備・走塁面)  残念ながら、一塁までのタイムは計測できず。チームの一番を担うように、出塁すれば盗塁を仕掛けてきます。ただプレーを見ている限り、際立って速いようには見えません。  中堅手としては、まだ打球への一歩目の判断、目測が甘いように思います。また地肩の強さは、よくわかりませんでした。 (打撃内容)  スクエアスタンスで足を揃え、バランスの取れた構えです。始動が遅すぎるのが、少々気になりますが。 <長所>  バットの振り出しにも無駄がなく、スイング軌道が非常にコンパクト。目線も大きくブレませんし、軸足にも粘りを感じます。 <課題>  始動~着地までの「間」が短すぎるので、打てるタイミングは限られます。あらかじめ狙い球を絞り、その球を逃さないで叩く鋭さが求められます。  踏み込んだ足元が、早く地面から離れます。これは、典型的な引っ張り型のスイング。そのため外角へ逃げる球や低めへは、開きが我慢できずに対応しきれません。
更新日時:2012.12.14

将来の可能性

 ヒットを連発していたので、いろいろな球に対応できるタイプかと思っていました。しかし動作を分析すると、甘い球を逃さない「鋭さ」が彼の魅力であり、逆に緩急への脆さや打てるコースは極めて限られたタイプだということがわかりました。そういった打撃の幅を、今後広げて行くのか。あるいは、今のスタイルで資質を高めて行くのか注目したいところ。個人的には、守備・走塁含めて、来年はもう少し細かい部分まで見てみたいと思わせる選手でした。
更新日時:2012.12.14

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