松永 勇輝選手 (身延)
寸評
2014年世代山梨屈指の本格派として、旧チームから話題になっていた投手。しかし夏の東海大甲府戦では、想像していた投手では別の顔を魅せていた。 (第一印象) すでに春先から、140キロを越えるボールを投げると訊いていました。しかし夏の山梨大会では、連投を意識してか130キロ出るか出ないぐらいの球速で、コースを丹念に突く投球に終始してました。 (投球内容) ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んできます。この日のストレートの球速は、130キロぐらい。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜます。両コーナーにボールを集めるコントロールがあり、四球で自滅するような荒っぽい投手ではありません。牽制の入れ方も上手いですし、クィックなども強弱をつけます。早い時などは、1.0秒前後で投げ込む高速クィック。想像以上に、器用な投手だと実感。 <長所> グラブを最後まで抱えられており、両サイドの投げ分けは安定。足の甲で地面を押し付けられず、ボールは真ん中~高めに集まりやすいのが今後の課題でしょうか。 腕は投げ終わったあと身体に絡んで来るように、ストレートと変化球の見極めは困難。これにもっとボールに体重が乗せられて来ると、打者の手元まで生きた球がゆくでしょう。 <課題> 腕の角度をつけすぎているので、腕の送り出しに無理があり肩を痛めやすいのでは? グラブを持っている肩が下がり、ボールを持っている肩が上がりすぎるなど形が悪いのが気になります。
更新日時:2013.12.29
将来の可能性
ストレートは速いけれど荒っぽい投手を想像していましたが、全然違いました。むしろ意外に器用で、両サイドのコントロールの良さが目を惹きます。ぜひ来春は、キャパ全開で投げている投球を見るのを楽しみにしております。
更新日時:2013.12.29
二村正春
2024-03-20 at 12:10 PM
二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄