髙島 翔太選手 (常総学院)

髙島 翔太

球歴:常総学院

都道府県:茨城

ポジション:中堅手, 外野手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 旧チームから、内田靖人 と共に、チームの中心として注目されてきました。そのため早くから三拍子、バランスの取れた好選手と評判です。ただ選抜の済々黌戦では、3打数無安打と結果を残せませんでした。 (第一印象)  旧チームから見てきた選手ですが、個人的にはピンと来るものがありません。その理由を考えたのですが、どうも柔軟性に欠ける打撃が原因ではないかと。全国レベル、その先を見据えると、まだまだ物足りません。 (守備・走塁面)  送りバントの時の一塁到達タイムは3.8秒前後と早かったのですが、最初から走りだしていた時のタイムは0.3秒ぐらい早くなります。そのため4.1秒前後の脚力というのが、彼のおおよその一塁到達タイムだと考えられます。新チーム結成以来の152打席で10盗塁ですから、これをプロの規定打席である446打席であてはめると、年間29盗塁ペースで走っており、中の上レベルの脚力があると考えられます、。  また中堅守備も、守備範囲が広く比較的安定しているように見えます。地肩も基準レベル以上はありそうな感じで、総じて守備も中のレベルの守備力があると考えられます。守備・走力共に、中の上レベルのバランスの取れたプレーヤーであることがわかります。 (打撃内容)  腰を深く沈めて、バットもトップに近い位置に添えて振り出しきます。その分体重移動が不十分だったり、リストワークの柔軟性に欠ける部分があり、打てる球は意外に限られているのではないかと考えます。始動も遅めで、狙い球を絞って叩く、強打者タイプのタイミングで動き出します。いろいろな球に対応するというよりは、打てる球を逃さず叩く、今はそういった打撃に徹しているようです。 <長所>  足の上げ下げが小さいので、目線が動きません。体の開きも我慢できており、軸が突っ込まず安定しているのが最大の強味ではないのでしょうか。 <課題>   前にも述べたように、柔軟性に欠けたり、捌ける球が限られているスイングが気になります。特に長打で魅了するというより、対応力重視の好打者なので、その辺がどうなのかな?という疑問は残ります。
更新日時:2013.05.09

将来の可能性

 守備・走力はまずまずですが、打撃の幅が狭いのが懸念材料。その辺を夏までに広げて行くことができると、大学などでの活躍も期待されます。夏には、「おっ!」と思わせてくれる活躍、期待して待ちたいと思います。
更新日時:2013.05.09

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