酒井 良樹選手 (修徳)

酒井 良樹

球歴:修徳

都道府県:東京

ポジション:二塁手

投打:右 / 左

身長:174.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年生ながらセカンドのレギュラーを獲得したプレイヤーで、打撃、守備ともに器用にプレーしている姿を見ると、センスが高いと思わせる選手だ。 (打撃)  ライナー性の打球、鋭いゴロを打ち返す巧打者。ヒットを量産するアベレージヒッタータイプといえるだろう。 スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて、ややヘッドを寝かせ、猫背気味に構えている。投手の足が着地したところから始動を仕掛け、小さく足を引きあげて真っすぐ踏み込んでいく。 トップの動きを見ていくとヒッチしていくように振り出していき、ヘッドの重みを活かして、やや弧を描くように振り抜いていく選手。甘く入って、ボールの下から振り抜いた時はライナー性の打球で、長打を運んでいく選手。ただヘッドスピードは上級生の選手とくらべたら、まだ物足りなさを感じる。フォロスルーも小さく、あくまで打球を転がす意識が見られる。遠くへ運ぶことを意識して、フォロスルーも大きくしていくことも良いかもしれない。 引っ張りの打球が多かったので、逆方向へ強く打ち返す打撃ができるようになるとさらに注目を浴びる存在になっていくだろう。 (守備・走塁)  二塁守備は基本忠実にコツコツと打球を捌くタイプで、動作にムラがないのが良い。セカンドはダイナミックさよりも、確実に打球を捌いて、尚且つ身体の反転が速いのが理想的。身体のキレも良く、身のこなしの良さが伝わってくる選手だ。 塁間タイムは4.06秒と左打者としては中々の脚力。ベースランニングも速く、走塁技術も高い選手だ。
更新日時:2012.11.04

将来の可能性

 打撃はバットコントロールの良さが光り、走塁、守備も上手い選手。ただヘッドスピードの速さがやや物足りない点が気になった。1年生内野手としては高いレベルに到達しているので、打撃は右左問わず、ヒットに出来る対応力を求め、守備はエラーをしない精度の高い守備を、走塁は少しでも二塁、三塁が狙える走塁技術を磨いていきたい。それを確実にクリア出来る野球センスの高さは持ち合わせているので、この2年間で、実戦型内野手として大きく成長してくれることを期待したい。
更新日時:2012.11.04

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