小澤 拓馬選手 (日大三島)

小澤 拓馬

球歴:日大三島

都道府県:静岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:89.0 kg

学年:卒業

寸評

 ずんぐりむっくりした体型ながら、春季東海大会ではMAX140キロを記録し話題になりました。テンポよく、ガンガン投げ込んで来る攻撃的なピッチングスタイル。   (第一印象)     足を引き上げるときに、カカトも浮かして投げる最近では珍しいタイプ。もっと重い球をガンガン投げ込んで来るのかと思っていましたが、キレで勝負する感じの球を投げ込んできます。   (投球内容)      春季静岡大会の模様では、135キロ前後ぐらいかなぁと思っていました。変化球は、カーブ・スライダー・チェンジアップのような縦の変化球。コントロールは結構バラつきがあり、特に左打者への制球に課題を感じます。牽制もまずまずですし、クィックも1.0秒前後と運動神経に優れたタイプ。細かいことはできませんが、その分気持ちで押して行けるタイプかと。   <長所>     グラブは最後まで体の近くにあり、足の甲でも地面を押し付けられています。これならばコントロールも安定しそうですが、「球持ち」が浅くボールを押し込めないのが今後の課題でしょうか。    腕を強く振れるのが、この投手の最大の魅力。お尻も一塁側に比較的落とせていますし、腕の送り出しにも無理がありません。将来的には故障し難い、タフなリリーフタイプとして活躍が期待されます。    <課題>    膝小僧に土が着いてしまうほど重心が深く沈んでいるので、体重が後ろに残ってしまいボールに上手く乗せられていません。もう少し体重移動を上手くできないと、中々打者の手元まで生きた球が行かないように思います。せっかくガッチリした体型から重心を深く沈めて投げているわりに、球威が生まれないのもはもったいない気がします。
更新日時:2014.05.26

将来の可能性

 馬力のある素材なので、これからも更なるパワーアップを期待してやみません。この夏の活躍、更に大学や社会人へとステップアップして行くことが期待される一人。近い将来は、剛球投手への変貌を期待してやみません。
更新日時:2014.05.26

短評

観戦レポートより抜粋(2014年5月23日日大三島は173センチ84キロという、ややずんぐりした骨太タイプの小澤 拓馬君(3年)。中京大中京は2年生ながら173センチ73キロとバランスのとれた引き締まったタイプの上野翔太郎君。試合は本格派右腕同士の投げ合いで始まった。  小澤 拓馬君は140キロ近いストレートを投げ込む力投型で、力で押してくるタイプ。  中京大中京も小澤 拓馬君の重そうな球を打ちきれず、6、7、8回は三人ずつで終わるなど8回までわずかに2安打。試合時間もここまででわずかに1時間20分という短さだった。9回裏、中京大中京も、山本 源(3年)君がレフト線へ二塁打を放つと、四球などで二死一、二塁となってから、5番中村健人君(2年)がライト前タイムリーを放って一矢を報いた。だが反撃もここまで。強力打線の破壊力が期待されていた中京大中京は、わずかに4安打で、ついぞ小澤 拓馬君を攻略しきれず、歯がゆい内容だった。  川口剛監督は、投手に関しても、「(小澤)拓馬が、一人で投げてくれたことは大きかったですね」と、小澤 拓馬君の4安打1失点の完投を高く評価した。
更新日時:2014.05.25

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