渡部 恭平選手 (武相)

渡部 恭平

球歴:武相

都道府県:神奈川

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

寸評

 チームの4番・捕手を任される中心選手で、旧チームから5番打者としてマスクを被っていました。重心を深く沈ませる独特の構えから、パワフルな打撃を売りにする個性派です。 (第一印象)  ズングリムックリした体型から繰り出すパワフルな打撃と、先輩達にもシッカリ指示を出す堂々としたプレーが印象的。 (ディフェンス面)  身体は小さく屈め、的を大きく見せるように構えます。グラブを示し、ミットを地面には下げません。そのためワンバウンド処理にも立ち遅れ難いはずでし、キャッチングも一球一球押しこむように捕球できます。ただスローイングを見る限り、あまり地肩が強いようには思えません。捕手として試合を作るリードはできますが、スローイングの部分で上のレベルの野球では、大きなハンディになるのではないのでしょうか。ただ捕手らしい一面は、かいま見られる選手です。 (打撃内容)  とにかく重心を深く沈めつつ、グリップを高く添える独特の構えが印象的。ただ重心が低く沈めすぎている選手は、対外ステップが小さめで、打てるポイントが限られます。そのため、粗い・脆いなどの特徴を持っており、彼もその例外ではありませんでした。 <長所>  とにかく目線がほとんど動かないのが、彼の最大の良さであるように思えます。そのため近づいてくるボールに対し、錯覚が少なく的確にボールを捉えることができます。 <課題>  始動~着地までの「間」がほとんどないので、狙い球を絞って叩くタイプ。読みが外れると、なかなか対応することができません。  これだけどっしり構えているのに、インパクトの際に足元がブレてしまい、体の開きを充分我慢できません。どうしても、打ち損じも多くなってしまいます。  打撃の準備であるトップは早く作れていますが、肘が下がってバットが遠回りを軌道し、インパクトの際にもバットの先端であるヘッドが下がってしまっています。
更新日時:2012.05.13

将来の可能性

 ディフェンス面では、肩の弱さが気になるところ。打撃面では、かなり技術的には課題が多い打ち方になっています。チームの4番を担うような選手ですが、捕手としての適性は悪くありません。ただ上のレベルに進む選手だとは思いますが、かなり苦労するのではないのでしょうか。その辺は下級生の頃からスタメンを任されるセンスで、壁をぶち破って欲しいと期待します。そういったことが可能なプレーヤーだと信じています。
更新日時:2012.05.13

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