飯塚 脩人選手 (習志野)

飯塚 脩人

球歴:習志野

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:181.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2019年8月26日)  同点を与えてしまったが、2回5奪三振の好リリーフを見せた飯塚 脩人(習志野)は抜群に良かった。伸びのある140キロ後半のストレートは大学生でさえも空振りを奪うことができていた。切れのあるスライダーも素晴らしく、球質では、佐々木に次ぐボールを投げていた。緊迫とした場面でも平然と投げており、この精神力の強さは素晴らしい。これからもリリーフとしての登板が増えることが予想される。
更新日時:2019.08.27

短評

観戦レポートより抜粋(2019年8月24日)  登板した5投手の中で最もよかったのは飯塚 脩人(習志野)だった。8回裏に登板すると、1回を投げて2奪三振の快投。  これまで立ち投げ程度の軽い調整だったが、マウンドに上がると一変。ストレート9球中、7球が146キロ、残り2球は145キロ、143キロと平均球速は145.55キロと圧巻のスピード。ボールの威力自体は西純矢創志学園)を上回っており、130キロ近い高速スライダー、120キロ台のフォークの精度の高さも素晴らしい。  飯塚は「これほど良い投手がいるので、長いイニングを投げることはないと思いますが、登板があれば、全力で打者を抑えていきたい」と語るように見事な投球だった。  これから26日の壮行試合などを経て投げるポジションが決まっていくと思うが、今のままいけば、かなり大事なポジションを任される可能性は持っているだろう。
更新日時:2019.08.26

逸材コラム

コラムより抜粋(2019年8月10日)  8回裏、沖縄尚学打線を飯塚 脩人は三者連続三振を奪った瞬間。習志野アルプスは一気に沸いた。この瞬間、リードする兼子 将太朗も、センターの根本 翔吾も「非常に勇気づけられました」と口をそろえる。習志野の逆転劇は飯塚の三振劇から始まった。  飯塚のピッチングはセンバツよりも明らかにレベルアップしていた。常時140キロ〜148キロのストレートは伸びがあり、空振りを奪える。飯塚、兼子のバッテリーがともに良かったと振り返る120キロ中盤のスライダーで空振りを奪い、頻度は少ないが、130キロ前半のフォークを織り交ぜ、4回8奪三振のピッチングを披露した。  飯塚は「今回、好投できたのは木更津総合戦の逆転勝ちにあったように、今年のチームは本当に粘り強いので、そういう期待をもったから気持ちを入れて投げることができたと思います」  また正捕手・兼子の声掛けも大きかった。 「飯塚には、お前が頑張れば、みんな粘り強さを発揮するぞと、一気に気合いが入ったんですよね。さすがです」  一言でエースの気持ちを燃えさせる兼子も素晴らしいアシストだった。  沖縄尚学戦では山内-飯塚のリレー。まるでセンバツを思い出すような継投策。小林監督はゲームメイク能力の高さを評価して、山内を先発させて、飯塚はリリーフとして待機した。この投球を見ると、やはりリリーフとしての適性を実感する。捕手・兼子も 「先発でもだいぶ試合が作れるようになりましたが、どちらかというとリリーフ向きなのかなと思います」  4回8奪三振の快投を見せた飯塚だが、「ストレートに関してはそれほど良くなかったです。逆に変化球が良かったから抑えられたと思います」というが、調子が良くなくて、センバツよりも速い140キロ中盤〜148キロを何度もたたきだしているのだから、パワーアップしている証拠である。  緻密な駆け引きで試合を制した習志野。その中で飯塚 脩人という存在は今年の習志野で絶対的に欠かせない切り札である。
更新日時:2019.08.10

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