武田 築選手 (甲府工)

武田 築

球歴:甲府工

都道府県:山梨

ポジション:三塁手

投打:右 / 左

身長:169.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

小野勝司長澤壮徒と共に1年春からレギュラーの1年生トリオの一人。1年春より背番号4を背負い甲府工業の正2塁手として活躍。 2年秋から背番号5で三塁手となる。 打順は2番から8番まで試合によって変動しているが、2年夏は2番、2年秋以降は5番が多い。 軟式中学野球出身で南部町立南部中時代は投手として県選抜に選ばれる。 また同中時代は市川小倉敬翔富士学苑青木崚甲府城西宇佐美一輝らと共に関東大会出場。 軟式出身ながら1年春より甲府工業のレギュラーとなり活躍する逸材。 上背は無いが鍛えられた太腿をはじめとする下半身が特徴の攻撃型内野手。 ミートや小技も巧く2番打者としての役割はそつなくこなす。2年夏の身延高校戦では好投手の林君からライトスタンドへ駄目押しのホームランを放つなど5番としての役割も充分にこなす。 クリーンナップとしては長打が多い訳でも打球が速い訳でもない。 ただ打つべく時にキッチリ打つチャンスに滅法強い打者である。 4番の長澤がマークされ勝負を避けられるケースも次打者に彼がいることで、甲府工業の得点源となっている。 とにかく身体的能力と野球センスに長けているという言い方が良いのだろう。 リラックスしたフォームから小さなテイクバックを取り奇麗な回転で弾き返す。 必要以上に力が入っていない為にミートする瞬間のフォームが非常に奇麗な姿となる。 反面守備となると若干苦手なのか2塁手としては並の選手となってしまう。 三塁手にコンバートとなったのも打力を生かすという面も含め致し方ないことなのかもしれない。 守備という面では彼より上を行く選手は山梨県内にも数多く存在する事は間違いない。 しかし補ってあまりあるほどの打線の核となれる選手は全国的にも存在は稀だろう。 もう一点気になったのはランナー不在時や先頭打者の時。簡単に詰まらされるケースが散見される。 もっとも彼の活躍や嫌らしい打者だという事は知れ渡っている事なので、どの場面でも 厳しく攻められるのは間違いない事だ。チャンス時の失投を確実にしとめる彼の勝負強さを 1年生時から目にしてきている者としては若干物足りない事も間違いない事だ。
更新日時:2012.04.04

将来の可能性

ここまで大きな故障も無い様で順調に成長してきている事は間違いないし 下半身の成長具合を見るとどういう意識で練習に取り組んでいるのかなど一目瞭然で 活躍が必死なのも頷ける。 あえて言えば前を打つ小野や長澤が勝負を 避けられたり凡退するケースでも、彼がいる事でチャンスで最低1点を取るという野球ができる。 また前述の1年生トリオとして鮮烈にデビューしてから早2年。 最終学年の集大成として、デビュー時の鮮烈さそのままに甲子園を勝ち取ってもらいたい。
更新日時:2012.04.04

1 Comment

  1. 二村正春

    2024-03-20 at 12:10 PM

    二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄

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