乾 和樹選手 (市川)
短評
観戦レポートより抜粋(2017年4月23日) 左の好打者、俊足選手が揃う兵庫市川。その中でひときわ目立つのが、背番号3をつけたがっしり体型の大型右腕・乾和樹とプロ注目捕手・永良賢吾のバッテリーだ。この2人の活躍でシード権を獲得した。 乾はコンパクトなテークバックから体重移動を行い、振り下ろすストレートは常時125キロ~132キロ(最速135キロ)を計測。球質が重いストレートで、空振りは少ないが、うまく詰まらせて東播磨打線を抑えていく。ストレート中心の配球だが、状況に応じてスライダー、カーブを交えて勝負して、8回途中まで1失点に抑える投球を見せた。 まだ体のキレが鈍く、うまく体重が乗らないフォームになるときがあり、もう少し、腕の振りの力強さや、フォーム全体の躍動感が出るようになると、球速はもっと速くなる投手だろう。
更新日時:2017.07.11