十倉 尚輝選手 (東播工)
短評
観戦レポートより抜粋(2017年4月22日) 東播工のエース・十倉尚輝は、なかなか個性的な武器を持った投手であった。右腕から投げ込む直球は、常時130キロ~135キロ前後と決して速くはないが、下半身を使った体重移動ができる投手で、ストレートのキレが素晴らしい。 ストレート以上に目を引いたのが、変化球の速度。ストレートの球速が130キロ台に対し、変化球は125キロ前後を計測する。おもな武器はカットボール、スプリットだ。打者の手元で変化するので、打ちにくい。しっかりと両コーナーへコントロールできているので、相当制度が高い球種だ。100キロ台のカーブをうまく織り交ぜることができており、かなり実戦力が高い右腕だといえるだろう。ストレートの球速が速くなり、変化球の速度も高まると、もっと見栄えする投手となるだろう。
更新日時:2017.07.10