尾崎 拓海選手 (仙台育英)

尾崎 拓海

球歴:仙台育英

都道府県:宮城

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

 中学時代は調布シニアで早稲田実業清宮幸太郎とチームメイト。共に中軸を担う強打の選手として活躍した。仙台育英高では1年秋からベンチ入り。現チームになってからの秋季宮城県大会中部地区予選では外野を守った経験がある。県大会進出後、正捕手の座を不動のものにするとプロ注目左腕エースの長谷川拓帆をリードし、全4試合無失点での優勝を達成するなど巧みなリードも光る。東北大会も制し選抜出場を確実なものとしている。第47回明治神宮大会に出場し、履正社戦で二塁送球1.95秒を計測するなど常時1.90秒前後の二塁送球ができる強肩捕手。やや控えめな性格で人柄も良い。 ・打撃 仙台育英では新チームから4番に座る大砲。スクエアスタンスから左足を小さく上げてタイミングを取るクセのないフォーム。投球に対する始動がやや遅めで振り遅れるのが気になる。調子の波が激しくやや確実性に欠ける反面、打球の弾道が高く、ミートした時の飛距離は超高校級。秋季宮城県大会では不調に陥り奮わなかったが、その後の東北大会では準々決勝準決勝と安打を放ち長打も記録し優勝に貢献した。 ・守備 持ち前の強肩は二塁送球1.90秒前後を常時記録する。両足を広げどっしりと構え、捕球時のミットのブレもなく力強い捕球をする。秋季大会では宮城県中部地区予選神宮大会までの計13試合中11試合でマスクをかぶり、公式戦捕逸0を記録するなど捕球技術も高い。秋季宮城県大会では全4試合すべてを無失点で優勝。巧みなリードが光る好捕手。 打撃の確実性という面ではやや評価が分かれる選手だが、大砲としての魅力がある。外野守備をそれほど悪くはない。肩と守備に関しては全国屈指のレベルに到達しており、実戦での結果次第で、ドラフト候補に挙がってくるのではないだろうか。チームとして選抜出場を確実なものとしているものだけに、今後も注目だ。
更新日時:2017.01.22

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