箱島 章矢選手 (福岡大大濠)

箱島 章矢

球歴:福岡大大濠

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

寸評

城南リトルシニア時代に、第3回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)出場の球歴を持つ。入学前にその実績を聞いていたので、注目し追っかけていた逸材。2年となった今夏、自分の投球スタイルを確立で、順調に成長軌道を描いているようだ。
 母方の祖父は、元プロ野球選手の滝内弥瑞生氏(戸畑-西鉄、西武・近鉄等のコーチを歴任)というDNAを持つ。 

 (いい意味でのマイナーチェンジ)

 昨年の秋季大会時には、上手から投じていたが、その約1ヶ月後の1年生大会では、スリークォーター気味になっていた。そして、約8ヶ月ぶりとなった2011年6月下旬の練習試合で観戦すると、サイドスローに変身していた。  上手投げのときは、多少、強引に投げ込んでいた。1年にしては球は速いが、コントロールがいまいちという印象だった。ただ、上背もあったので、本格派左腕への成長と期待をいだいていた。が、今回の観戦は、いい意味で裏切られた。昨今、福岡の左腕は、しっかりと腕を振りクロスファイヤー気味のストレートにスライダーを交え、球のキレやノビで勝負するのが主流だが、サイドスローに変身の投手は、軽く投じる。腕の長さと球持ちのよく、130キロ中盤のストレートはノビが特徴。落ちる変化球は軌道が読みづらい。さらには、無回転で揺れながらストライクゾーンに決まる変化球も◎。ツーシーム系のこの球はちょっといやらしい。 

(分類が難しい珍しい投手に期待) 
 技巧派と呼ぶには、ノビのある球は速い。本格派と呼ぶには、数種の変化球に対する配球比率が高く、ストライク、及び三振もとれる。福岡では、珍しい左腕で、慣れない対戦相手はてこずりそうだ。 
更新日時:2011.07.01

将来の可能性

球種の一つ一つはレベルが高いので、打者に対する配球を意識すれば、つまり、本格派や技巧派という枠ではなく、頭脳派へと突き進めば、簡単に攻略するのが困難な投手へと成長するでしょう。
更新日時:2011.07.01

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