石田 龍史選手 (履正社)

石田 龍史

球歴:履正社

都道府県:大阪

ポジション:一塁手, 右翼手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年の履正社を引っ張る強打の1番打者。右、左に打ち分ける巧打に加え、さらに本塁打も記録する強打者。近畿大会でも、神宮大会でも快打を連発するだけではなく、木製バットを使った台湾選抜でも3試合で4安打を打つなど、対応力の高さを示した。現時点で、強豪大学でプレーできる力量が備わっている選手だ。 (打撃)  スクエアスタンスで構え、グリップは肩の位置においてバランス良く構えることができている。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていきながら、小さくステップをしてしながら打っていく打法だ。  トップの動きを見ていくと捕手側方向に引いていき、グリップ少し反動を入れてスイングに入る。内回りでスイング軌道ができており、インパクトまで強く押し込んでスイングすることができている。インパクトで強く押し込んで、鋭い打球を打つことができており、まだ木製バットになれていない高校生打者だと、強くボールを叩くことができないが、石田の場合、しっかりと捉えることができる。履正社は普段の練習中から、木製バットを使用するが、さく越えができる数少ない打者のようだ。  (守備) 守備を見る限り、打球の追い方は普通。もう少し球際の強さを求めていきたい選手。地肩を見ると、浅い距離でも、送球自体は力強さがなく、投げれば、もう突っ込めないと思わせる送球は見せてほしい。守備面が課題となりそうだ。
更新日時:2017.01.02

将来の可能性

 打撃面はかなり高いレベルに到達しており、甲子園でも快打が期待でき、安田尚憲若林将平につなぐ1番打者として活躍が期待できそうだ。高卒プロというタイプではないだが、強豪大学でプレーする素質は秘めているプレーヤー。さらに守備・走塁を突き詰めて、隙の無い選手を目指していきたい。
更新日時:2017.01.02

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