試合レポートでお馴染、手束仁氏の新刊発売のご紹介

2010.05.24

『流れの正体~もっと野球が好きになる』

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野球は比較的番狂わせの多いスポーツだ。それは、野球は個人と個人の戦いの連続のように見えて、完全なチーム競技だからというところにある。つまり、一人一人の力が状況次第では1+1=2という足し算以上の力が発揮されることがあるからでもある。その要素こそ、野球の試合でよく言われる「流れ」というものである。
それでは、野球の試合でいうところの「流れ」とは何なのだろうか。
本書では、年間300試合近くをスコアをつけながら見続けてきた著者が、「流れ」をテーマとして過去の試合をも含めて分析して、縦軸としての流れと、横軸としての流れという要素から、野球の試合における「流れとは何か」ということを見つめ続けたものである。

ここでいう縦軸とは、歴史やチームが現在に至るまでの背景を含めたものがあり、そこにはいかんともしがたい目に見えない要素が内在しているということである。また、横軸とは、野球の試合の中で1回から9回までのうちに、必ず山と谷がありそこを今の自分たちの試合の中でいかに生かすことができるのかという点において、「流れをもってくる」ことにつながるのではないかという分析である。

具体的には、2009年夏の甲子園、中京大中京の全国制覇を分析し、さらには関係者の間では、もう神奈川から初出場は無理なのではないかとさえいわれていた中で、甲子園初出場を果たした横浜隼人の甲子園へ至るプロセスも分析。さらには、都市対抗野球でのHondaの躍進も分析していく。
多くの人が口にする、「流れを呼び込め」という言葉。しかし、その実態はなかなか見えない。その「流れの正体」に少しでも踏み込んでみようという思いからの企画である。

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■ 著者:手束 仁

■ 『流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社・本体価格1500円)
  6月3日刊行

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