身体の左右差をチェックしよう

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2018.06.05

寝転がって行う肩後方部のストレッチは左右差を確認し、床に手がつくことを目標にしよう

 野球の動作は非対称的なものが多く、投げる動作でも右か左、打つ動作でも右か左とどちらか片側に偏ってしまうことため(両打ちの選手もいますが)、身体のコンディションも左右で変わってくることが多いと思います。特に柔軟性などをチェックしてみると、使う頻度の多い方が硬くなりやすく、右投げの選手であれば右肩が硬くなりやすいことは想像しやすいと思います。

 

 ストレッチを行う際は左右差をチェックすることが、自分のコンディションを知るわかりやすい方法の一つです。投球側の肩後方部は硬くなりやすく、練習前後でスリーパーズストレッチ(写真)を行うように指導しますが、これを反対側の腕でも行うようにしてみましょう。その違いにビックリすると思います。
 反対側の柔軟性を確認し、投球側の柔軟性も同じくらいになるように日々ストレッチを習慣化していくことが大切です。同様に身体の側面を伸ばすこともわき腹のケガ予防には欠かせませんが、こちらも左右で身体の傾きに違いが見られるストレッチの一つです。鏡などを使うと自分自身で確認することができます。

 

 また左右差がわかりやすいものとしては筋力やバランス能力などが挙げられます。筋力バランスが崩れると姿勢にも影響し、筋力の弱い部分により大きな負担がかかりやすくなることも考えられます。
 プレーに適応した身体と同時にケガの予防を念頭に置き、下肢や上肢の筋力についても左右差が大きくならないようにすることが大切です。バランスについても同様で、片足支持能力が左右で極端に違うようであれば、その原因を把握し改善することで身体の姿勢を保つ能力を高めるようにしましょう。

 

文:西村 典子
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