こんなに違う!他競技の選手宣誓ってどんな感じ?

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2018.01.05

 近年は高校野球でも素晴らしい選手宣誓を聞くことができますが、他の競技の選手宣誓はどんな感じなのでしょうか。今回は年末に開会式が行われた高校ラグビーと高校サッカーの宣誓文を紹介します。

第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

宣誓、私たちはコバルトブルーの空のもと、聖地・花園でプレーできることに大きな喜びと誇りを感じています。ここに立てるのは、ご指導いただいた先生やコーチ、保護者、OBの皆さま、ともに頑張る母校の友、そして花園を目指して切磋琢磨しあった同じ都道府県のラグビーの仲間たち、みんなのおかげです。感謝の気持ちを忘れずに、勇気と感動を与えるプレーで、これまでの練習の成果を思う存分に発揮します。ノーサイドの笛が鳴るまであきらめず、みんなの思いをボールに乗せ、最後まで戦い抜くことを、ここに誓います。

平成29年12月27日 選手代表、山形県立山形南高等学校主将・伊藤大暎(ひろあき)。

第96回全国高等学校サッカー選手権大会

宣誓、もともと、地上には道がない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。日本サッカー界の世界への道のりは、フランス、日韓、ドイツ、南アフリカ、ブラジルへと続き、そして今年ロシアへの新たな道が切り拓かれました。決して平坦ではなかった道なき道を歩み続け、私たちに夢と感動を与えてくれた代表選手たち。その多くがかつて、活躍した舞台である全国高校サッカー選手権大会。私たちもまた、この憧れの舞台を目指し険しい道のりを歩んできました。息が切れるほどの上り坂、足がすくむような下り坂、先が見えないくらい曲がりくねった道。そんないくつもの困難を励まし合い、ぶつかり合い、そして信じ合い、仲間とともに乗り越えてきました。全国から同じ夢を追いかけ、歩んできた48本の道がここで一つとなりました。私たちの終わりのない挑戦の先に待ち構えている、2020年東京オリンピック、2022年カタールワールドカップ。日本サッカー界の眩しい未来への道を次に担うのは、今ここにいる私たちです。そこへ続くべく、頂点への道を目指し、自分を超えた自分を目指し、私たちはピッチに立ちます。時には前に立って風よけとなり、また時には後ろにまわって背中を押し続けてくれた監督、コーチ、家族、支えてくれた全ての方への感謝の気持ちを胸に、正々堂々と最後の1分1秒まで戦い抜くことを、ここに誓います。

平成29年12月30日 青森県代表、青森山田高等学校サッカー部主将・小山内慎一郎。

 どちらも素晴らしい選手宣誓とともに、サッカーはピッチ、ラグビーはノーサイドと各競技の個性が出る言葉もありますね。そして最後の、「戦い抜くことをここに誓います」というフレーズは同じです。ちなみに、サッカーの小山内主将の冒頭の言葉は、中国の小説家である魯迅の短編小説『故郷』の一節から引用したそうです。

 今日(5日)はラグビーが準決勝、サッカーは準々決勝です。野球部員の皆さんも、同じ高校生が青春をかける姿をぜひ気にしてみてください。そしてぜひ、翌日の部室でのトークネタにしてみてはいかがでしょうか?

ラグビー準決勝
東福岡vs東海大仰星
大阪桐蔭vs桐蔭学園

サッカー準々決勝
日本文理vs矢板中央
長崎総合科学大学附属vs流通経済大学付属柏
明秀学園日立vs上田西
米子北vs前橋育英

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(文:松倉 雄太)

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