他競技から学べ!こんな夢のカードが見てみたい
三が日が終わりました。例年通り3日間はスポーツ三昧。私も昨日、高校ラグビー準々決勝を観戦してきました。
3日間の主なスポーツの結果を整理してみたいと思います。
1日
・第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
セレッソ大阪2-1横浜F・マリノス
・第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)
優勝:旭化成 4時間52分18秒
2位:Honda 4時間54分30秒
3位:トヨタ自動車 4時間54分39秒
2日
・第54回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝
明治大学43-21大東文化大学
帝京大学31-12東海大学
※決勝は1月7日
2日、3日
・第94回東京箱根間大学駅伝競走(箱根駅伝)
総合優勝:青山学院大学 10時間57分39秒
総合2位:東洋大学 11時間2分32秒
総合3位:早稲田大学 11時間9分9秒
3日
・アメリカンフットボール日本選手権 第71回ライスボウル
富士通37-9日本大学
この結果を見ながら何か気付くことはないでしょうか。昨日行われたアメリカンフットボールのライスボウルだけが社会人と大学の対戦なんですよね。サッカーの天皇杯はオープントーナメントですので、大学とプロが対戦することはありますが、決勝はどうしてもプロ同士の対戦になります。ラグビーの日本選手権は今シーズンから大学の参加がなくなりました。一方で、社会人と大学の王者同士が一発勝負で対決して日本一を争う形を残しているのがアメリカンフットボールなんです。昨日の試合を見ていても、母校の日本大学と対戦できるのが嬉しいという富士通の選手がいました。
大学生が社会人に挑む、社会人であれば母校と対戦する。こんな図式、良いと思いませんか?
実は野球でもかつて社会人と大学の王者同士が一発勝負で日本一を争う試合が行われていました。それが『全日本アマチュア野球王座決定戦』なんです。1991年から7年間開催されました。開催時期などの問題もあり、現在は最後に打ち切りになっていますが、全日本大学選手権や明治神宮大会を見ていると、今の時代だからこそ復活の話が出ても良いのではないかと思います。
かつておこなわれた全日本アマチュア王座決定戦の結果
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(文:松倉雄太)