果物に含まれる栄養素と食べるタイミング

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2017.09.16

食後のデザートだけではもったいない!運動前後の補食に果物を食べよう

果物に含まれる栄養素と食べるタイミング

 より良いコンディションを保つために必要不可欠な「栄養」。バランスの良い食事がいいとはわかっていても、いざ食事となると好きな物を好きなだけ食べてしまったり、あまり深く考えずに毎日の食事をとっている選手も少なくないでしょう。特に男子アスリートはどうしてもタンパク質の摂取に意識が向きがちで、野菜不足、ビタミン・ミネラル分不足などが顕著に現れやすいと言われています。こうしたビタミン・ミネラル分を解消するために活用したいのがさまざまな果物類です。

 果物といえば食後のデザートという認識が強いと思いますが、果糖やブドウ糖、ビタミンCなどを多く含み手軽に食べられる栄養価の高い食べものの一つです。果物に含まれる果糖やブドウ糖といった糖質は、運動時のエネルギー源として体内で利用されるため、運動前の補食としても重宝しますし、酸っぱい成分であるクエン酸を含むものとあわせてとることで疲労回復を促すことが期待できるため、運動後、次の食事までの「つなぎ」としての補食としても活用することができます。

 また果物に多く含まれるビタミンCは熱を加えると壊れやすいことがその特徴として挙げられますが、ほとんどの果物は生で食べられるため、ビタミンCをしっかりと摂ることができますし、発汗によって失われやすいミネラル分であるカリウムも果物に多く含まれているため、足のけいれんや熱中症予防としても大いに役立ちます。皮を向かなければならない果物は面倒で食べにくいと感じるかもしれませんが、その手間を惜しまずに日頃から果物をとる習慣をつけるようにしたいものです。

 ただし身体を休める時間帯である夜に果物を多く食べてしまうと、果糖を代謝しきれずにエネルギー源を体脂肪として蓄積する傾向が強くなると言われています。夜に果物をとるときは食べる量を控えめにし、朝や昼、運動前後などエネルギー源をより必要とする時間帯を選んで食べるようにするとよいでしょう。

文:西村 典子
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