試合前に緊張して眠れないとき

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2017.09.06

小腹を満たすミックスナッツは、心を落ち着かせる働きも期待できる

試合前に緊張して眠れないとき

 試合前に緊張して眠れないときや気持ちが落ち着かないときはどのように過ごしていますか。心の状態が不安定であると、身体のコンディションにも影響を及ぼすため、気持ちが高ぶるときは自律神経の一つである副交感神経が優位になるような過ごし方で、心身ともにリラックスして試合に臨めるようにしたいですね。

 気持ちが不安定なときほどお風呂では湯船につかってゆっくりと身体を温めましょう。温熱効果によって全身の血流がよくなることはもちろんですが、浮力によって筋肉がゆるみ、リラックス効果が高まります。入浴後は身体が温まっている状態なので、その後に時間をかけてゆっくりとストレッチを行い、筋疲労をとるようにするとさらに効果的です。体温が上がった状態からだんだんと下がっていくときに眠気を催すため、就寝時間から逆算して1〜2時間前までに入浴を済ませておくと、寝つきも良くなります。部屋の中で自分の好きな香りを準備して楽しむことも、モヤモヤした心を落ち着かせる効果が期待できます。

 布団に入った状態でやっぱり寝つけない…という場合は、神経の興奮を抑えるような栄養素を含む食品をとってみましょう。神経伝達物質の一つであるセロトニンはトリプトファンというアミノ酸を元に作られていますので、トリプトファンを含む乳製品や大豆製品、ナッツ類などが適しています。就寝前の時間であれば大量にとるのではなく、小腹を満たす程度にとると良いでしょう。手軽にとれるものとしてはホットミルクやココアなど胃腸を温める飲み物やミックスナッツなど。またバナナにも少量ですがトリプトファンが含まれます。こうした食品を上手に活用することも、気持ちを落ち着かせる一つの方法です。

 睡眠不足におちいるとそれだけで翌日のコンディションに響きますし、十分な休養が取れていないといざという時の判断力低下などにつながります。試合前は特に緊張して眠れないという選手は、ぜひ前日の過ごし方やリラックスを促す食べ物や飲み物なども取り入れてみましょう。

文:西村 典子
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