鳥谷敬選手2000本安打達成!早稲田大史上3人目!鉄人を快挙に導いた体幹トレーニングとは…?
鳥谷 敬選手(阪神タイガース)
鳥谷敬、2000本安打達成!!
早稲田大史上3人目!鉄人を快挙に導いた体幹トレーニングとは…?
9月8日、阪神タイガースの鳥谷 敬選手が史上50人目となるプロ野球通算2000安打を達成した。甲子園球場で行われた対横浜DeNAベイスターズ18回戦に6番一塁でスタメン出場した鳥谷は、2回の第1打席で右中間へ適時二塁打を放ち、大記録を樹立した。今季の達成は中日・荒木 雅博、巨人・阿部 慎之助に次いで3人目。
鳥谷は高校時代、埼玉県の強豪・聖望学園で活躍し、第81回全国高等学校野球選手権大会に出場した。早稲田大学では1年春から東京六大学野球リーグに出場し、2年春には三冠王を獲得。4年時にはリーグ戦4連覇を達成。
自由獲得枠で阪神に入団すると1年目から遊撃スタメンに定着。その年の9月9日から連続試合出場を継続し、今年の4月19日には金本 知憲監督の持つ記録を抜き、歴代単独2位の1767試合連続出場を記録した。
鳥谷は、MLBのブルージェイズで活躍する青木 宣親選手と早大の同期だ。互いに切磋琢磨した二人がプロ入り14年目となる今季、共に2000本安打の節目を迎えたのは何かの縁を感じずにはいられない(青木は日米通算)。
早稲田大学出身で2000本安打を達成したのは矢沢 健一、青木に次いで鳥谷が3人目だ。これは法政大学(山本 浩二、新井 宏昌、稲葉 篤紀)と並び、大学野球部では最多となる。ちなみに、高校別ではPL学園が最多で、なんと6人も輩出している!聖望学園がある埼玉県の高校出身者としては、飯能・松原 誠、上尾・山崎 裕之に次ぐ3人目となっている。
今年で36歳を迎えた鳥谷だが、その力はまだまだ衰えるところを知らない。以前のインタビューでは体幹の重要性について語っていただいた。一つの種類を何百回もやるのではなく、様々な種類のトレーニングをこなすことがポイントだ。
たゆまぬ努力により磨き上げた肉体で試合に出続ける鉄人・鳥谷の今後の活躍に期待したい。