その食生活が夏バテにつながる

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2017.08.01

丼物は一品のみではなく、サラダや小鉢など副菜をつけて栄養バランスを整えよう

その食生活が夏バテにつながる

 夏休みになると、一日中グランドにいることも多く、練習時間が長くなるにつれて身体への負担も大きくなります。この時期特有の「何となく食欲がわかない」とか「身体が重だるい」といったコンディション不良=夏バテ、を予防するためにも「運動(トレーニング)」「栄養」「休養」のバランスを整えて毎日過ごしたいものです。こうした夏バテは日々の食習慣を見直すことでも予防することができます。振り返ってみて、このような食習慣を続けていないかチェックしてみましょう。

■冷たいものをとりすぎる
 暑いとどうしても冷たい飲み物・食べ物を好んでとりたくなるものですが、過度にとりすぎると胃腸が冷えて消化機能が低下することになります。飲み物についても氷でキンキンに冷やすのではなく、少し冷たいと感じる程度のものや常温のものを飲むようにしたり、冷たいものを続けてとらないようにするといったことを心がけましょう。暑い日のかき氷やアイスクリームなどは美味しいと感じますが、夏の「ごほうび」はなるべく冷えていないものを選択したいものです。

■食事に影響するほど大量に水分をとる
 水分補給・ミネラル分補給は熱中症予防に不可欠ですが、練習後に大量の水分を補給してしまうと、食欲がわかず、食事があまり食べられないといったことが起こります。食事にも水分は含まれますので、食事に影響しない程度の水分補給にとどめることも大切です。ペットボトルを全部一気に飲んでしまわない、一口〜200ml程度をこまめにとるといったことを心がけましょう。

■よく噛まずに流し込んで食べる
 朝起きてから出かけるまでの時間や昼食時の休憩時間が短かったりすると、あわてて食べようとするため、あまり噛まずに飲み物などで流し込んで食べていることはありませんか? 流し込んで食べると当然口の中で咀嚼する回数は少なくなり、唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)の恩恵を十分に受けられないまま、食べたものは胃腸へと運ばれていくことになります。

 そうすると胃腸への負担はより大きくなり、エネルギーをより多く消費するため、身体を動かすエネルギー源が減ってしまうことになります。夏は特に冷たい麺類などをツルッと流し込んで済ませてしまうこともありますので、よく噛んで食べるようにしましょう。

■丼物・麺類のみの食事
 丼物や麺類などは食べやすいため、好んで食べることの多いものですが、食事のときは一品だけではなく、サラダや小鉢などを付け加えてとるようにしましょう。単品で食べると炭水化物に偏りがちで栄養バランスが整わないことが多く、特にビタミン類やミネラル分などの不足が考えられます。コンビニなどで調達する場合なども、栄養バランスを考えて、不足している栄養素を中心に副菜となるものを準備しておくようにしましょう。

文:西村 典子
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