食事は量とバランス、そして楽しく!

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2017.06.16

食事量も大切ですが、栄養バランスとそして何より楽しく食べることが大切

食事は量とバランス、そして楽しく!

 アスリートにとって毎日の食事は練習やトレーニングと同じくらい大切なもの。最近では「食トレ」といって食事もトレーニングの一つという位置づけになり、練習中に補食などをとってより多くのエネルギー源を確保するチームも増えてきました。高校野球選手にとって練習のある日に必要な摂取カロリーは4500kcalとも5000kcalとも言われており(体格や個人によって変わります)、これを三食でまかなうにはかなり時間をかけなければ食べられないということになるでしょう。

 一日の食事量を増やすためには無理してご飯を流し込むのではなく、しっかり噛んでおいしく食べられる量を何回かにわけて食べるようにするとよいでしょう。トレーニングですから少々我慢を強いられるのかもしれませんが、それでも吐きそうになるまで無理して食べることは「食トレ」ではありません。

 ご飯にマヨネーズやご飯にソースだけで何杯も食べることは、食事量としては及第点であっても、栄養バランスや胃腸への負担を考えると必ずしもよいものであるとは言いがたく、そもそも食べることそのものが精神的な負担になってしまう可能性があります。

 野球選手にとって必要なのは食事量ももちろんですが、栄養バランスの取れた食事をとることが大切です。ご飯をたくさん食べようと思うのであれば、ご飯に海苔、かつお節、明太子、梅干し、ちりめんじゃこなどご飯をおいしく食べられるような付け合わせの食材を選ぶこと、卵かけご飯やお茶づけなど食べやすい状態でたくさん食べることなどを心がけましょう。もちろんメインとなる主食についてもタンパク質を中心に栄養バランスのよいものを準備することが望ましいといえるでしょう。

 食べるタイミングについても練習前後の補食タイムを上手に活用すると、三食の食事量を落とすことなく、より多くの栄養を取ることができます。補食についてはメインの食事に差し支えない程度(250kcal程度)にとどめるようにするとよく、水分補給としてフルーツジュースや野菜ジュースなどをとると不足しがちなビタミンやミネラル分も補給できます。ただしジュース類は糖分が多く含まれるため、飲みすぎには注意しておきましょう。

文:西村 典子
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