野球用具を入れるカバンについて考えてみる

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2017.05.09

リュックサックとショルダーバック

 以前に比べると遠征などで使用するバッグにリュックサック型を採用しているチームを多く見かけます。カバンは移動時に常に持ち歩くことが多く、大量の荷物を入れて持ち運びをするとなると、姿勢に対する影響なども考える必要があります。リュックサック型のよい点としては「重さが両肩に分散されるため、左右のバランスを崩すことが少ない」ことや「背中に荷物を背負うので多少重いものでも持ち運びが比較的楽に感じる」といったこと、また「両手が使えて、とっさの時にも対応がしやすい」などが挙げられます。

 一方ショルダータイプのカバンを使っている場合は、片側の肩に荷物の重みをのせて歩いていることとなるため、どうしても片側のみに大きな負荷がかかってしまいます。こまめに左右を入れ替えるようにしたり、移動時間が5~10分以内と短いものであったりすれば問題ありませんが、多くの場合は長時間にわたって自分の担ぎやすい側を好んでバッグを肩にかけているため、こうした姿勢が日常化してしまうおそれがあります。たとえば右肩にカバンをかけている場合、重心も右側に寄ってしまいますが、これを修正しようとして左側の身体全体でバランスをとろうと筋肉が緊張します。このような姿勢が日常化してしまうと、肩こりや背中の張りなどコンディションを崩す一因ともなります。

リュックサック型のバッグは両肩に均等に力がかかるため姿勢を崩しにくいメリットがある

 毎日使うものであるからこそ、野球用具を入れるカバンと姿勢の関係はぜひ理解しておきたいところです。リュックサック型バッグは姿勢が崩れにくいという点では非常に優れていますが、混雑した電車内や人混みの中では前に抱えるなどの配慮も必要です。またあまりにも重たいものを入れて移動し続けると両肩に重みがかかるのでやはり肩こりを起こすことがあります。カバンを持って移動する時間が長い場合は、移動後に肩や背中、腰まわりのストレッチを軽く行うようにすると、筋肉の緊張もほぐれやすくなりますので、学校に到着したときや帰宅時などに行うようにしてみてくださいね。

文:西村 典子
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