テーピングに対する知識は知ってた?正しい知識ととも使用しよう!

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2017.04.04

テーピングは正しい知識とともに行おう

皮膚に直接貼るタイプは長時間使用すると皮膚そのものを痛めやすいので注意が必要

 公式戦の時には身体をベストコンディションに保ちたいところですが、現実的には身体の状態が100%ということはなかなか難しく、不安部位を抱えていたり、中には痛みを我慢しながらプレーすることがあるかもしれません。甲子園大会などでも身体にテーピングをして出場する選手は珍しいものではなくなりました。テーピングはどのような時に有効なのでしょうか。

 一度ケガをしてしまった部位に対し、同じような動作を繰り返してまた痛めてしまうことを予防するためにテーピングを行うことがあります。テーピングには関節可動域(関節の動く範囲)を制限し、痛みの出る動きをさせないようにする固定をメインとする巻き方と、皮膚に直接貼るタイプのテープを使用して筋肉や靭帯、腱の動きをサポートし、動きやすくする巻き方があります。テーピングはトレーナーのような専門家がいなくても自分自身で巻く方法などもありますが、正しい巻き方をしないと逆にケガをした部位を悪化させてしまうことがありますので、一度医師やトレーナー、治療院の先生などに相談し、正しい巻き方を習得してから行うようにしましょう。この他にもケガをする前に予防的措置や応急処置の一つとして行うことがあります。

 テーピングを一度巻いた後にそのまま一日中プレーする選手をたまに見かけますが、テーピングは張力によって患部をサポートしているので、時間の経過とともに張力は弱まってしまいます。特に関節可動域を制限するような固定を目的としたテーピングの場合、その効果は20~30分ほどとも言われており、その後は時間とともに固定力が低下します(テーピングを経験したことのある選手であればテープのゆるみを実感したことがあると思います)。

 時間の経過とともに効果の薄れたテーピングをそのままにしておくことは、固定力の低下や動きのサポート力の低下とともに皮膚を痛めることにもつながります。試合の際にテーピングを巻く時は、なるべく動く直前に行うことがよいでしょう。汗でテープがはがれてしまうことを想定し、テーピング専用の粘着スプレーなどを使用するとより高い効果が期待できます。正しい巻き方を理解して、上手に活用してみましょう。

文:西村 典子
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