冬こそ大事!ケガ予防のための練習前のウォームアップ!

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2017.01.06

冬こそ大事!ケガ予防のための練習前のウォームアップ!

冬は特にウォームアップには気を配ろう。補食時の水分補給なども工夫して。

 しばしの冬休みを楽しんだ後は、チームでの全体練習が再開されたところも多いと思います。自主練習で身体を動かしていたとしても、やはり急に運動量が増えてしまうとケガのリスクが高まります。ケガを未然に防ぐためには練習前後のウォームアップやクールダウンが大切になってきますが、特に寒い時期は身体が温まるまでに時間がかかるため、入念に行いたいところです。

 練習前にエネルギー源の補給として補食をとる選手も少なくないと思いますが、このときに一緒に水分補給も忘れずに行いましょう。特に冬場は冷たいものを一気に飲むのではなく、温かい飲み物やスープと一緒に補食をとるようにすると身体の中からも温まります。食事をすると体内に吸収された栄養素が分解され、代謝量の増加が見られるのですが、食べた後に身体が何となく温かく感じるのはこの食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)によるものです。温めたしょうが紅茶やココア、ホットミルク、コーンスープなど飲みやすいものを上手に取り入れるようにしましょう。

 また手や指先を温めるために簡易カイロを使うこともあると思いますが、特に首の後ろを温めるようにすると身体全体が温まります。首の後ろには大きな動脈(椎骨動脈)があり、全身へと血液を送り出していますので、ここを温めると身体全体がポカポカと温かく感じられるようになります。

 またウォームアップ時は脱ぎ着しやすい薄手のものを何枚か着ておき、身体が温かく感じられたら一枚ずつ脱ぐようにすると体温調節がスムーズにいきます。寒いからといって厚手のものを着て縮こまっていると、身体は動きにくく体内から熱を発散することも少なくなります。風をしっかりと防ぐ素材のものを選び、風による体温の低下も防ぐようにしましょう。

 身体が温まっているうちはあまり気にならないと思いますが、インターバルであったり、練習後しばらくすると身体が急激に冷えてきます。外気温が夏に比べると低いためすぐに身体の熱を奪ってしまうためです。タオルなどで汗をこまめに拭き、練習が終わったら身体を冷やさないように着替えを行って体調を崩さないように気をつけましょう。

文:西村 典子
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