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【選手名鑑】奥川、宮城を追いかける沖縄の怪腕など逸材揃い 星稜・林監督のラストを飾れるか

2022.01.22

【選手名鑑】奥川、宮城を追いかける沖縄の怪腕など逸材揃い 星稜・林監督のラストを飾れるか | 高校野球ドットコム
マーガード 真偉輝 キアン

 巨人、そしてヤンキースなど日米にわたってアーチを描いてきた松井秀喜氏。さらにヤクルト期待の新星・奥川恭伸投手など、全国屈指の強豪・星稜からこれまで数多くのスター選手が誕生した。

 そんな先輩たちの背中を追いかけて活躍しているのが、エース・マーガード真偉輝だ。
 沖縄県から石川県へやってきた逸材は、中学時代は宜野湾ポニーズで日本代表を経験。宜野湾ポニーズといえば、OBにはオリックスで新人王を獲得し、星稜の先輩・奥川と同期にあたる宮城大弥投手などを輩出している強豪だ。

 そんなマーガードは、それからU-15にも選ばれており、2度の代表経験を積んで星稜の門を叩いた。恵まれた体格を生かした力強い投球をはじめ、バッティングでも光るものがあり、高い能力があることは間違いない。脚光浴びる高卒3年目世代を引っ張る奥川、宮城の投手2人の後輩にあたるマーガードが、今年の星稜を引っ張る活躍をみせられるか注目だ。

 このほかにも、ジャイアンツジュニアを経験し、世田谷西シニア時代にジャイアンツカップを制した小川隆太郎内野手。福井永平寺リトルシニア時代に東海選抜に選ばれた永井士航外野手など実力ある選手が今年も多い。

 そんな選手たちだが、例年以上に強い思いをもっている。
 2011年4月より指揮を執っていた林和成監督が3月末をもって監督を退任することが決定している。秋季大会は石川県大会で優勝。続く北信越大会でも準優勝という結果を残し、センバツ出場は確実視されている。

 林監督最後の大会となることが濃厚なセンバツで、悲願の優勝となるのか。そして林監督の有終の美を飾れるのか注目だ。

【ベンチ入り選手】*2021年秋季北信越大会
1番 マーガード 真偉輝 キアン(2年)投手
2番 佐々木優太(2年)捕手
3番 荒木陽翔(2年)内野手
4番 垣淵祥太朗(2年)内野手
5番 角谷飛雅(2年)内野手
6番 齊賀壱成(1年)内野手
7番 津澤泰成(2年)外野手
8番 若狭遼之助(2年)外野手
9番 永井士航(2年)外野手
10番 塩士航哉(2年)外野手
11番 武内涼太(1年)投手
12番 近藤真亜久(1年)捕手
13番 小川隆太郎(1年)内野手
14番 服部翔(1年)内野手
15番 上田純大(1年)内野手
16番 松田啓睦(2年)内野手
17番 牧野暖樹(1年)投手
18番 中山敦(1年)投手

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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