【香川】高松商と英明が準々決勝で激突か 秋季大会組み合わせ決まる<抽選結果・トーナメント表>
高松商・浅野翔吾
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9月1日、香川県丸亀市の[stadium]レクザムボールパーク丸亀[/stadium]において「令和3年度(第74回)秋季四国地区高等学校野球香川県大会」の組み合わせ抽選会が開催され、電話抽選の結果、38校35チーム(連合チームは石田・善通寺第一・飯山と笠田・香川高専詫間の2チーム)のやまがたが決まった。
今夏の「第103回全国高等学校野球選手権香川大会」における8強(高松商、英明、大手前高松、三本松、高松西、尽誠学園、藤井学園寒川、高松中央)をシードとして先に抽選を行い、残り30校27チームが行った抽選では、好カードが序盤から続出する展開に。
特にシード校では、夏の香川大会決勝戦で死闘を演じた高松商と英明がお互い勝ち進めば準々決勝で激突。甲子園では作新学院(栃木)相手に1勝をあげ、優勝した智辯和歌山(和歌山)相手にも健闘した高松商は高校通算35本塁打の右スラッガー・浅野 翔吾(2年・右翼手)が新主将に就任。
対する英明も新チーム最初の大会である8月初旬の「高松地区新人高校野球」で優勝を飾っており、主将の仁木千聖(2年・捕手)含め、前チームでの経験が豊富な選手たちが多数そろっており、もし合いまみえれば1点を争う好勝負となりそうだ。
また、夏ベスト4の大手前高松と三本松も同ブロックに丸亀城西ら曲者がそろうものの、お互い勝ち上れば準々決勝で対戦。さらに準決勝では、この注目カードの勝者同士が対戦することになっている。
対して旧チームからのエース左腕・松岡 敏喜(2年)を擁し、秋の県大会2連覇を狙う藤井学園寒川は、尽誠学園や藤井と同ブロックに。夏は1年生左腕・中原樺月の活躍などで台風の目となった高松中央は、高瀬、高松北、丸亀、高松西と同じブロックとなった。
なお、順調に日程が進めば準決勝は10月9日(土)、決勝戦・3位決定戦は翌10日(日)に香川県高松市の[stadium]レクザムスタジアム[/stadium]で行われる大会は9月11日(土)・12日(日)については無観客試合。以降は新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら大会形式を探ることになる。
10月23日(土)・24日(日)、30日(土)、31日(日)に愛媛県内で開催される「第74回秋季四国地区高等学校野球大会」への出場権利を得る3位以内、そして県勢2年ぶりのセンバツ出場権を得るために。8月中旬以降は練習試合も組めない困難を乗り越えた先には、輝かしい栄光が待っている。
(記事=寺下 友徳)
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■大会日程・結果
秋季四国地区高等学校野球 香川県大会
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