初戦突破率は4割弱!過去5年の選抜初出場校の戦いぶり
2019年の選抜で8強まで勝ち上がった筑陽学園
1月29日に選抜出場校が発表され、九州王者・大崎はじめ10校が初めて選抜に選出されるという結果になった。初めての舞台でどのような戦いぶりを見せてくれるのか楽しみではあるが、過去5年間で選抜に出場したチームはどこなのか。今回はその顔ぶれと戦績とともに見ていきたい。
<2016年選抜>
札幌第一:1回戦敗退
いなべ総合:1回戦敗退
滋賀学園:ベスト8
明石商:ベスト8
長田:1回戦敗退
小豆島:1回戦敗退
<2017年選抜>
至学館:1回戦敗退
市立呉:2回戦敗退
不来方:1回戦敗退
多治見:1回戦敗退
<2018年選抜>
明秀日立:3回戦敗退
中央学院:1回戦敗退
日本航空石川:ベスト8
乙訓:3回戦敗退
おかやま山陽:1回戦敗退
下関国際:1回戦敗退
松山聖陵:1回戦敗退
富島:1回戦敗退
由利工:1回戦敗退
伊万里:1回戦敗退
<2019年選抜>
札幌大谷:2回戦敗退
啓新:2回戦敗退
筑陽学園:ベスト8
大分:2回戦敗退
日章学園:1回戦敗退
石岡一:1回戦敗退
富岡西:1回戦敗退
熊本西:1回戦敗退
<2020年甲子園交流試合>
白樺学園:敗戦
加藤学園:勝利
鹿児島城西:敗戦
帯広農:勝利
平田:敗戦
<2021年選抜>
柴田
専大松戸
上田西
京都国際
聖カタリナ学園
大崎
八戸西
三島南
東播磨
具志川商
過去5年間で最も結果を残したのは2016年の滋賀学園、明石商。2018年の日本航空石川と、翌2019年の筑陽学園のベスト8が最高成績となっている。その他のチームは初戦敗退、もしくは2勝目を掴めずに敗戦することが多い。また過去5年で初出場だった33校のなかで初戦突破で来たのは12校となり、確率では約36%という結果になる。
ただこれまでの選抜の長い歴史を振り返ってみると、初出場で初優勝を飾ったことがあるのは15校。最後に達成されたのは2004年は創部3年目だった済美となっているが、17年の時を経て偉業を達成するチームは現れるのか。
各チームとも注目選手が揃っており、甲子園での活躍が大いに期待される。初めての聖地で感じるであろう重圧をはねのけて、持てる力を存分に発揮したプレーで甲子園を沸かせてくれることを期待したい。
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