県立川越が夏優勝の狭山ヶ丘に完勝!エース・小澤が2失点完投勝利!
先発・小澤悠真(県立川越)
夏優勝の狭山ヶ丘は9日、県立川越との初戦を迎え、2対4で敗れ、秋初戦で姿を消した。
まず2回表、狭山ヶ丘は7番板谷和の適時打で1点を先制。しかし二死満塁から1番中島慧翔(2年)の中前適時打で逆転を許す。6回表、狭山ヶ丘は二死三塁から5番逆井大和の遊撃強襲の適時打で同点に追いつく。
県立川越は7回裏、4番上野敦大の適時打で勝ち越しに成功。さらに8回裏、県立川越のエース・小澤悠真(2年)の適時打で4対2と点差を広げた。
県立川越のエース・小澤は120キロといわれるストレートを両サイドに集め、狭山ヶ丘打線を2失点に抑え完投勝利。初戦突破を決めた。小澤は「コントロールも良く、自分が納得できる投球ができたと思います」と満足顔。また県立川越の紫村監督も「彼の持ち味であるコントロールの良さが生きたと思います」とエースの投球をたたえた。
進学校と知られる県立川越はグラウンドはサッカー部、陸上部と共用。そして完全下校19時という環境下で着実に力をつけてきた好チームだ。
秋初戦で敗れてしまった狭山ヶ丘は走攻守、すべてにおいて鍛えなおして、再び強いチームになって戻ることを期待したい。
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