「健大高崎」の名を定着させたかった…!ユニフォームの胸文字の変遷について迫る
健大高崎のユニフォームの変遷
野球においてユニフォームは戦う前のそのチームの武器であり、カラーを表す。今回は健大高崎のユニフォームの変遷について紹介したい。
機動破壊で名を馳せた健大高崎の校名は高崎健康福祉大学高崎高等学校。スポーツライター・手束仁さんによると、「健大高崎の副理事長の方がお話されていましたが、学校名は正式名称、略称、愛される呼称があって、それが揃っていかないといけない。健大高崎という名前を定着させたい思いが学校関係者からあったようです。まだ強くない時は健康大高崎などと固まっていない時期があり、新聞社に『健大高崎』に訂正のお願いをしていたぐらい、『健大高崎』を定着させたかったようです」
2011年、初めて甲子園出場した時、まだ胸の字は「KENDAI」のローマ字だったが、2013年、前橋育英が初優勝した時、それを見た理事長が「うーん、学校名はやっぱり漢字が良いね!」という一声で、胸の字は「健大高崎」に変わった経緯がある。
それ以降、2014年、2015年、2017年と甲子園に出場。10年経って健大高崎の名は完全定着した。
そして2019年、群馬大会で初戦敗退。その試合の午後から新チームがスタートし、初心に帰るためにユニフォームの胸の字をローマ字に変えた。
昨秋は3位から関東大会に出場し、初の関東大会優勝。そして明治神宮大会でも準優勝を果たし、躍進の1年となった。
2020年、センバツは中止となったが、夏でも優勝候補として期待される。再びローマ字ユニフォームで甲子園に登場することができるか注目したい。
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