横尾、高山など2011年甲子園優勝・日大三ナインの現在地
左から畔上翔、高山俊、横尾俊健
甲子園で活躍したチームたちのその後を追っていくシリーズ。今回紹介したいのは2011年甲子園優勝の日大三だ。
まずプロ入りしているのは、
・高山俊(明治大-阪神)
・横尾俊建(慶應大-北海道日本ハム)
高山は強打の5番打者として活躍し、準決勝、決勝で2試合連続本塁打を記録。明治大で東京六大学最多131安打を放ち、阪神入り後も新人王を獲得。ここまで通算20本塁打を放っている。4番打者として活躍した横尾は慶應大進学後、リーグ通算13本塁打を放ち、64打点を記録。北海道日本ハム入り後は通算19本塁打を記録。2人ともさらなる爆発を期待したい。
続いて社会人でも続けている選手を紹介したい。
畔上翔(法政大-Honda鈴鹿)
現在続けているのは、畔上だけとなった。Honda鈴鹿でもチームの主力選手として活躍しており、これからも勝負強い打撃を魅せてほしい。
そして独立リーグで続けているのは以下の選手だ。
宮之原 健(東京学芸大-BC武蔵)
宮之原はレギュラーではなかったが、大学4年でしっかりと実力を積み上げ、卒業後はBC福島、BC武蔵でプレーし、今年は独立リーガーとして5年目を迎える。
そして社会人まで継続し、引退したのは以下の3人。
吉永健太朗(早稲田大-JR東日本)
鈴木 貴弘(立教大-JR東日本)
菅沼 賢一(日体大-Honda熊本)
甲子園優勝投手・吉永、そしてバッテリーを組んだ鈴木、下位打線ながら長打力のあった菅沼も社会人まで続けた。
こうして振り返ると、この世代は長く活躍した選手も多い。また大学で主将になった選手も多く、2011年の日大三の選手では、主将の畔上、捕手の鈴木、横尾のほかに、8番レフト・谷口雄大も日体大で主将を務めた。
まだ野球を続けている選手はこれからも長く活躍することを期待したい。
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