巨人・中川皓太(山陽出身)が約1か月ぶりの実戦復帰へ 「癒し系左腕」は開幕に向け復調なるか?
巨人・中川皓太(山陽出身)
5年目を迎える巨人の中川皓太(山陽出身)が、21日の横浜DeNAベイスターズとの練習試合で、約1か月ぶりとなる実戦登板を予定していることがわかった。
昨シーズンは、リリーフとしてチーム最多の67試合に登板。シーズン後には日本代表としてプレミア12のメンバーにも選出されており、勤続疲労が見られたため2月22日の日本ハム戦以降は、実戦マウンドからは離れていた。
だがコンディションは徐々に上がっていき、12日にはブルペンで30球を投げ込んで復調をアピール。登板のメドも立ち、延期になった開幕にも間に合わせる構えだ。
東海大時代はマウンドでの頼もしい姿とは対照的に、柔らかいほっぺをチームメイトからいつも触られるなど、「癒し系左腕」としても人気を博した中川。
巨人のリリーフ陣は沢村、デラロサ、ビエイラらが順調な仕上がりを見せているが、ビエイラは新外国人でもあるだけに、中川の存在は今年も欠かせない。
巨人が誇る「癒し系左腕」が、延期となった開幕に向けてここから状態を上げていくことができるか注目だ。
(文=栗崎祐太朗)
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