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今年40歳「松坂世代」現役5名の現在地!オープン戦成績は?!

2020.03.18

今年40歳「松坂世代」現役5名の現在地!オープン戦成績は?! | 高校野球ドットコム
阪神・藤川球児と西武・松坂大輔

 1998年の夏の甲子園で数々のドラマを生み、プロ野球でも中心的な活躍を見せてきた1980年世代通称「松坂世代」。主な選手として、松坂大輔藤川球児和田毅杉内俊哉村田修一小谷野栄一らがいる。これまでプロ野球を引っ張るような活躍を見せてきた。そんな彼らも、今年で40歳。現在、現役で野球を続けているのは松坂大輔藤川球児久保裕也渡辺直人和田毅の5名だ。今回は5名のオープン戦成績をまとめてみたい。

松坂大輔(埼玉西武ライオンズ)
防御率3.00 登板2 投球回6 打者27 被安打5 被本塁打1 奪三振3 与四球6 失点2 自責点2

藤川球児(阪神タイガース)
防御率21.00 登板3 投球回3 打者17 被安打7 被本塁打1 奪三振3 与四球1 失点7 自責点7

久保裕也(東北楽天ゴールデンイーグルス)
未登板

渡辺直人(東北楽天ゴールデンイーグルス)
9試合 11打席 7打数 0安打 打点0 得点1 三振2 四球3 死球1 犠打0 打率.000 出塁率.364 失策0

和田毅(福岡ソフトバンクホークス)
防御率3.00 登板2 先発2 投球回9 打者32 被安打5 被本塁打2 奪三振8 与四球1 失点3 自責点3

 松坂大輔はオープン戦2試合に登板。3月8日広島戦では、3回投げ、被安打4、被本塁打1、奪三振0、与四球3、失点2、自責点2と納得のいく投球内容とは言い難い内容だった。しかし、3月15日ヤクルト戦では、3回で、被安打1、奪三振3、与四球3、失点0、自責点0と前回内容を修正する内容となった。14年振りの古巣西武復帰となった松坂大輔。再起を図る今季は、熟練の投球術でチームの戦力になりたい。

 藤川球児は昨季は56試合に登板して防御率1.77をマーク。後半戦ではクローザーを任され、16セーブを挙げる活躍を見せた。今季のオープン戦では2月29日ソフトバンク戦こそ、1回を打者3人で打ち取り、無失点で抑える好投を見せるも、3月7日日本ハム戦では1回を被安打2、自責点2の内容。3月13日オリックス戦では、1回を被安打5、被本塁打1、自責点5と精彩を欠く内容となっている。ただ今季も自慢の剛速球で三振の山を築き、ブルペン陣の中心としてチームを支えることは間違いない。

 久保裕也は昨季、22試合に登板し、防御率2.82を記録。9月15日には史上101人目となる通算500登板を達成した。今季オープン戦には登板していないものの、今季も熟練の投球術と豊富な経験を生かし、首脳陣のあらゆる起用に応える活躍をしたい。

 渡辺直人は昨季昨季は代打として19試合に出場。今季はオープン戦では9試合7打数で安打は出ていないものの、球団初の選手兼任コーチとして後輩たちの指導にも励む、責任の大きな1年となる。

 和田毅は昨季左肩痛から2年ぶりに一軍へ復帰し、先発12試合で4勝を挙げる活躍。今季オープン戦には2試合に登板。3月4日ヤクルト戦では、先発し、4回で被安打3、被本塁打1、奪三振5、与四球1、自責点1の好投。3月11日巨人戦では5回で被安打2、被本塁打1、奪三振3、自責点2の好投。今季も熟練の投球術で相手打者を手玉に取り、自身9度目の2ケタ勝利を達成したい。

 今季も「松坂世代」がプロ野球を引っ張る活躍を見せることに期待したい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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