高校時代は控え投手だった埼玉西武・與座海人(沖縄尚学出身)が「ネクスト牧田」を印象付ける快投!
與座海人
27日の福岡ソフトバンク戦で、5回裏から登板した埼玉西武の與座海人(沖縄尚学出身)は4回1失点の好投を見せた。
ストレートは常時125キロ前後だが、浮き上がるような軌道に、福岡ソフトバンクの打者は次々と差し込まれていく。そして、スライダーは球速差をつけ、抜けたように見えるスライダーも左打者のひざ元に決まるので、次々と内野ゴロに打ち取ることができていた。
高校時代は控え投手。3年春に敦賀気比戦でリリーフしたが、1.2回を投げ4失点。悔しい投球内容に終わった。しかし岐阜経済大に進学し、メキメキと実力を身につけ、リーグ通算22勝。そして4年春の大学選手権で完封勝利を挙げ、評価を高めていき、埼玉西武から5位指名を受け、プロの門をたたいた。
しかし右ひじを痛め、1年目の10月にはトミージョン手術を受け、リハビリに徹した。9月には実戦登板復帰を果たし、再び支配下登録復帰を果たした。
高校時代は控え投手でも、地道に取り組んでいけば必ず脚光を浴びる存在となる。手術を乗り越え、今ではネクスト牧田と評される存在となった與座はこの1年、ブレイクの1年にすることができるか、注目だ。
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