田口麗斗が4回無失点の好投!再び先発で活躍することが出来るのか?
田口麗斗投手(巨人)
オープン戦が開幕し、各球団が実戦モード突入。開幕1軍へ熾烈な争いが始まったが、日本ハム戦でローテーション入りへ一歩前進したのが巨人の7年目サウスポー・田口麗斗投手だ。
日本ハム戦では先発して4回投げて打者14人に55球、被安打2無失点の好投。140キロ前後のストレートをコーナーに散らし、持ち前の大きく曲がるスライダーを駆使して調子の良さを首脳陣にアピールした。
奪った三振は3つだが、ストライク先行のリズムの良い投球で打者を速いカウントで追い込み日本ハム打線を翻弄。球数も打者1人に対して4球程度に抑えられたことが好投に繋がったのだろう。このカウントについて以前、田口投手が広島新庄時代に監督として指導していた、迫田守昭監督がこのように語っていた。
「田口は追い込んでから勝負をする投手なので、いかに早くストライクを取れるかです」
恩師・迫田監督の語った通りの投球を披露し、開幕ローテーション入りへアピールした田口投手。昨年はリリーフとして活躍した男が、先発復帰となるのか。これからも田口投手のアピールは続く。
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