山本由伸(オリックス)がシート打撃で最速154キロ!格の違いを見せつける!
ピッチング練習に臨む山本由伸(オリックス)
昨年、最優秀防御率を受賞した山本由伸(オリックス 都城出身)が順調に状態を挙げている。17日、シート打撃で、強打者・アダム・ジョーンズが全球を見逃したことで話題に。しかしそれよりも山本の仕上がりの良さは段違い。昨年は11月中旬までプレミア12に出場。他の選手に比べて、休まる暇はないが、それでもオフの間もしっかりとメンテナンスをしながら、トレーニングをして追い込んできた姿がうかがえる。
常時140キロ後半~154キロのストレートに加え、140キロ近いスライダー、スプリットといずれも精度が抜群だった。コントロールも内外角にしっかりと投げ分け、精度の高いボールをコーナーギリギリに投げられるため、打席に立った打者のほとんどが自分のスイングができなかった。これはオリックスの打者にとってもよい練習となるだろう。
高卒4年目ながらしっかりと自覚をもって調整をしていく姿に頼もしさを感じる。今年もファンをうならせる快投を見せてくれるに違いない。
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