西純矢(阪神)は平成以降では5人目の高校生右腕ドラフト1位。藤川、藤浪に続く大成はなるか?
阪神にドラフト1位で指名された西純矢(創志学園)
阪神ドラフト1位の西純矢(創志学園出身)がブルペン入り。剛速球を披露し、首脳陣の評価を高めている。阪神の歴史を振り返ると、高校生右腕のドラフト1位はなかなか少ない。
なんと平成に入ってからでは、4人しかいない。
1994年ドラフト1位 山村宏樹(甲府工)
通算225試合 31勝44敗2セーブ 20ホールド
1998年ドラフト1位 藤川球児(高知商)
766試合 59勝35敗241セーブ 162ホールド
2005年 高校生ドラフト1位 鶴直人(近大付高)
117試合 9勝8敗6ホールド
2012年 ドラフト1位 藤浪晋太郎(大阪桐蔭)
128試合 50勝40敗
全員が一軍登板の実績はあり、山村も中継ぎを中心に225試合に登板し、2012年までプレーした。藤川は今でも阪神を支えるセットアッパー・クローザーとして活躍。藤浪は2015年に14勝を上げ、現在は再起を図っている最中だ。
西は4人に比べても、潜在能力は全く劣っていない。なんといっても最速154キロのストレートに加えて、130キロ後半のスプリット、チェンジアップ、横スライダー、カーブと投手としてのポテンシャルは長い歴史を誇る阪神の中でもそうはいない投手だ。
ぜひ焦らず、一流投手の階段へ上ってくれることを期待したい。
(記事=編集部)
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