NOMO JAPAN出身の強肩捕手・戸丸秦吾(健大高崎)が全国の舞台で躍動!
戸丸秦吾(健大高崎)
11月15日からスタートした明治神宮大会。第1試合では健大高崎が延長10回タイブレークの末、7対1で倉敷商を下し1回戦を突破した。
注目の強肩捕手・戸丸秦吾は、7回に盗塁を1つ刺すなど強肩ぶりを発揮し、また打撃でも2安打を放ちチームの勝利に貢献した。
同点で迎えた7回、健大高崎は二死からランナーを許すが、戸丸は盗塁を試みたランナーを冷静に刺殺。この時のタイムは1.87秒を記録。実践の中として非常にハイレベルなタイムで、逆転を意気込む相手の士気を大きく下げることができた。
また、打撃では速球への強さを見せる。
倉敷商の先発・福家悠太は直球に力があり、またリリーフの永野司もキレのあるボールを投げるサウスポーだったが、タイミングに苦労した様子は無かった。変化球への対応は今後の課題となるが、現在の強みはそのまま残しておきたい。
中学時代からJUNIOR ALL JAPAN(NOMO JAPAN)など、高い実力を持っていた戸丸。秋季群馬県大会では3位に止まったが、高崎ボーイズ時代からバッテリーを組んでいたエースの下慎之介らと共に短期間でチーム力を上げて秋の関東王者へと上り詰めた。
試合後には「課題もたくさん出た試合だと思うので、次の試合に活かしたい」と、試合には勝ったが隙は見せない。
世代屈指の強肩捕手が、初の全国の舞台で更なる活躍を見せるか注目だ。
(記事:栗崎 祐太朗)
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