日本ハム期待の大砲・万波中正は小笠原コーチの指導で化けるか
高校時代の万波中正
日本ハム期待の和製大砲・万波中正(横浜出身)がプロ1年目を終えた。
東練馬シニア時代からスラッガーとして注目された万波は2016年から3年連続で夏の甲子園に出場。
高校通算40本塁打をマークした長打力を武器に北海道日本ハムからドラフト4位指名を受けた万波は二軍で90試合に出場し、14本塁打、42打点、打率.238を記録。二軍ではチーム本塁打王となり、改めて別格の長打力を示した。
高校時代から成長したことは構えがシンプルとなり、ボールの見方が良くなったこと。高校時代はタイミングに遅れ、空振りをすることが多かった。だがプロに入ってからその振り遅れはだいぶなくなっている。まだ一流投手の変化球に対しては対応しきれず、二軍でも122三振をしているが、それでも高校時代と比べると明らかに対応力は増しており、来季に期待を持たせる内容を見せた。
現在は秋季キャンプで小笠原道大コーチから指導を受ける万波。小笠原コーチの教えを吸収し、2年目は一軍でもアーチをかけることができるか注目だ。