U-18日本代表左腕・宮城 大弥の秘密は、甲子園連覇の島袋も行ってきた「興南アップ」にあり!
興南アップの様子
U-15につづき、U-18でも日本代表入りを果たした、宮城 大弥(みやぎ ひろや)。高校野球においても1年生の夏に甲子園のマウンドに上がるなど、言わずとしれたU-18を代表する頼れる左腕である。140キロ後半の直球とスライダーそしてチェンジアップを武器に円熟味のある投球を見せる。
そんな宮城のフィジカルを支えているのは、「興南アップ」だ。 アップという名前から、ウォームアップを想像するかもしれないが、実際に行われるのはアップと言うよりはサーキットトレーニングと言っていいだろう。 実際の野球の動きを想定して色々なウォームアップが行われる。
その中でも、興南名物は校舎からグランドに続く階段を片足ケンケンして下半身を鍛え抜く方法だ。2010年春夏甲子園連覇を成し遂げた島袋 洋奨投手を初め、歴代の興南投手陣も行ってきた「興南アップ」の一つである。
宮城 大弥(興南)
我喜屋優(がきや・まさる)監督は、「興南アップを半年もやれば、それこそ一般的な大学野球の選手並みのバランスの良い体力が作れるんです」と語る。
U-15で日本代表入りした宮城は、高校入学より継続して行ってきた「興南アップ」によって投手に必要なバランス、筋力が鍛えU-18日本代表に再び戻ってきた。韓国ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、宮城の投球に期待したい。
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