大阪府北部を震源とする地震から1週間
最大震度6弱を観測した大阪府北部の地震から1週間が経ちました。大阪府の北摂地域に住む私も、大きな揺れを感じた1人です。
ライフラインや公共交通機関などは大部分が復旧しましたが、23日(土)夜には最大震度3を観測する余震が起きるなど、現在も油断ならない状態が続いています。
高校野球でも地方大会へ向けて対応が迫られてきます。かつては新潟の地震で1週間大会がストップしたこともありました。
先日22日(金)に行われた北大阪大会と南大阪大会の抽選会後、大阪府高等学校野球連盟の伊原登理事長に伺うと、「地震が起きた時にどうするか。これまでもマニュアルはありましたが、再度確認していきたい」と話されていました。
大阪府北部の吹田市にある[stadium]万博球場[/stadium]の被害の報告は今のところ来ていないとのことでしたが、最寄り駅となる万博記念公園駅は大阪モノレールです。さらに球場隣にあるエキスポシティも1週間近く全館で営業を見合わせたとのことです。
もし、夏の大会中にもう一度大きな地震がきたら・・・
他の球場にも言えることですが、事前にマニュアルを確認するだけで全て対応できるとは限らないと今回の地震であらためて痛感しました。
地震後、公共交通機関がストップすれば、どうやって試合会場の球場から帰るかなど、マニュアル以上のことを、特に監督や責任教師の先生は、球場到着時に地震が起こった際にどうするかを大会本部などと打ち合わせしながら、念を入れて確認する必要があります。そしてそれを生徒に前もって伝える必要もあるでしょう。
もちろん試合に臨む生徒(選手)も頭に入れておくことが大事だと思います。
(文:松倉雄太)