「狙っていた」明豊・濱田太貴が県外強化試合でサヨナラ本塁打!高校通算45本塁打に!
濱田太貴(明豊)
明豊のドラフト候補・濱田太貴(3年)が栃木・茨城遠征で大暴れだ。6月17日に行われた霞ヶ浦戦ではサヨナラ本塁打を含む5打数2安打2打点1本塁打の大活躍。続く常総学院戦では、2打数1安打と計2試合で7打数3安打2打点の活躍を見せた。
濱田は16日の作新学院戦でも本塁打を放っており、夏へ向けて順調に仕上がっている。
土浦に集まったファンを驚愕させる一発だった。霞ヶ浦戦は、9回表に5対5と同点に追いつかれ、9回裏、5打席目が回った濱田は「一発しか狙っていなかった」と振り返る。
そして霞ヶ浦の3番手・福浦太陽が投じた直球を振り抜いた打球はレフト場外へ消える本塁打となった。
「打った瞬間、行くと思いました。手応え十分でした」と自画自賛の一打となった。日頃から木製バットを使い、打撃フォームの完成度、打つ確率を高めることをテーマにしている濱田。それが良い形となって表れている。
霞ヶ浦サイドも濱田を要警戒していたが、それでも本塁打を浴び、霞ヶ浦の高橋監督も「さすがとしかいいようがありません」と脱帽だった。
これで通算本塁打を45本とした濱田。目標本塁打数は甲子園までに55本~60本だ。
「まだ打ち損じが多いので、しっかりと確率を高めていきたい」と意気込んだ。
2年連続の夏の聖地へ。濱田は目標達成へさらなる進化を続ける。