谷田成吾が徳島インディゴソックス入団決定!「どんな形でもNPBにいきたい」
徳島インディゴソックス・谷田成吾選手
谷田 成吾・徳島インディゴソックス入団決定!「どんな形でもNPBにいきたい」
5月2日、四国アイランドリーグplusと同リーグ所属の徳島インディゴソックスは4月29日、昨年まで社会人野球の名門・JX-ENEOSに在籍していた谷田 成吾外野手(183センチ89キロ・右投左打・24歳・1993年5月25日生)の入団を発表。背番号は「5」に決まった。
最速151キロ右腕・鎌田 光津希(敬愛大出身)、甲子園通算4度出場のスター・岸 潤一郎(明徳義塾出身)など多くのタレントを揃える徳島インディゴソックスに新たな大物が加入する。
谷田は慶應義塾高では、高校通算73本塁打を記録し2011年には日本開催のAAAアジア選手権で高校日本代表入り。慶應義塾大でも東京六大学リーグ通算15本塁打。侍ジャパン大学代表にも名を連ねた。
しかし、2015年には大学屈指のスラッガーとしてドラフト候補にあげられながら、無念の指名漏れ。その後JX-ENEOSに入社したが、指名対象解禁年の昨年もドラフト指名はなく、今季はJX‐ENEOSを退社した上で、MLBマイナー契約への8球団のトライアウトに臨んでいた。
谷田は今回、帰国し徳島インディゴソックス入りを決断したことについてこうコメントを残している。
「アメリカでのマイナー契約はかないませんでしたが、プレーしてきた経験は大きかったですし、引き出しは増えました。今回、徳島インディゴソックスさんにお声をいただき、関係者の方から、NPB入りへ向けて全力でサポートするという言葉を聞いて決断に至りました。
これまでの野球人生で何かを決断にするにいたって、多くの方々に相談しましたし、今回のアメリカ行きも周りの方々のサポートなしでは絶対に実現できなかったこと。そういう方々に恩返しするには、結果を出してNPB入りすることだと思っています。今年はどんな形でもいいので、絶対にNPB入りを果たしたいです」
なお、谷田選手の徳島インディゴソックスデビュー戦は5月3日(木・祝)・徳島県阿南市のJAアグリあなんスタジアムで18時からプレーボールとなる愛媛マンダリンパイレーツ戦の予定。高校・大学のスターが決断した徳島での再起。泥にまみれ「恩返し」を誓い「NPB」入りを目指す谷田 成吾の今後に期待が高まる。