大阪桐蔭、2018年のテーマは「濃密な経験を生かせ」!
ランニングを行う選手たち
昨年、明治神宮大会ベスト4入りを果たし、選抜出場が有力な大阪桐蔭は1月5日から始動した。昨年は選抜優勝。選手権、春秋の近畿大会、国体、明治神宮大会の主要大会にすべて出場。さらには12月末、台湾の親善試合も経験するなど、「ほかの学校さんにはない経験をさせていただきました」と西谷浩一監督は充実の1年を振り返った。
1月は体力強化週間として、アップから1時間かけ、ノック、フリーバッティング。昼食をはさんでからもウエイトトレーニング、坂ダッシュを繰り返し行い、徹底的に体を鍛え上げた。
西谷監督は現在のチーム状態について、
「台湾で1年生を経験させるために起用いたしましたが、結果を残してくれました。なかには秋までベンチ外だった選手もおりまして、その選手たちの成長が著しく、チーム内の競争力は大きく上がったと思います」
選手の全体の底上げができている。選抜出場が有力となっているが、
「もし出場が実現すれば、今は相手を意識することなく、自分のチームを作り上げることが精いっぱいですね。今の2年生たちは、選抜優勝の喜びと夏では逆転サヨナラ負けの悔しさを味わっている選手が多いので、その経験をしっかりと生かしてくれることを期待しています」
これまでの経験を生かすことを期待した。主将の中川卓也は「部員41人全員が結束して、頂点を目指していきたいです!」と日本一を目指すことを決意した。
選抜出場発表日は1月26日。2月以降は実戦練習がメインとなる。そして春には昨年より進化した姿を見せる。