三菱重工名古屋・勝野 昌慶(土岐商出身)が快投!目指すは二度目の侍ジャパンとプロ入り
勝野 昌慶(三菱重工名古屋)写真は高校時代の勝野選手
三菱重工名古屋・勝野 昌慶(土岐商出身)が快投!目指すは二度目の侍ジャパンとプロ入り
かつて高橋純平(県立岐阜商-福岡ソフトバンク)とともに岐阜県屈指の剛腕として注目された勝野 昌慶(土岐商-三菱重工名古屋)が2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)で躍動している。
12月9日、NPBイースタン選抜戦に登板した勝野は1回2奪三振の好投を見せた。140キロ中盤の速球を内外角に投げ分け、さらにカットボール、スライダーの精度の高さはもちろん、何よりプロの打者に対しても臆せずピッチングできるスタイルが光った。
高校時代から140キロ中盤の速球を投げ込む大型右腕として、プロのスカウトから注目された勝野。しかし最後の夏は3回戦敗退と悔しい幕切れで終わった勝野は高卒プロではなく社会人で腕を磨きなおすことを選択した。勝野は社会人1年目から登板を重ね、1年目から都市対抗で登板し、勝利投手に。そして侍ジャパンU-23日本代表入りを果たし、最速147キロをマークし、イキのよいピッチングを見せてきた。
そして2017年オフ、JABA選抜に選ばれ、台湾の地で腕を磨くことになった。このJABA選抜は来年の来年のアジア競技大会(ジャカルタ)を見据えてのもの。プロ入り、そして2度目の侍ジャパン入りを目指す勝野にとってはアピールの舞台となる。これからも残された登板機会で快投を見せていきたい。