徳島インディゴソックスから5年連続でNPB選手輩出!
伊藤翔が埼玉西武ライオンズより3巡目!大藏彰人が中日ドラゴンズより育成1巡目!徳島インディゴソックスから5年連続でNPB選手輩出!
10月26日(木)「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が東京都内で開催され最速152キロ右腕でチャンピオンシップとグランドチャンピオンシップではダブルで最優秀選手賞を受賞した伊藤 翔が埼玉西武ライオンズより3位指名、191cmの長身から投げ下ろす最速147キロ速球で後期・ポストシーズンで好投を続けた大藏 彰人が中日ドラゴンズより育成1位指名を受けた。
なお、徳島インディゴソックスからのドラフト指名選手輩出はこれで5年連続。複数選手指名は4年連続に。かつ伊藤 翔の3位指名は球団創設以来、過去最高の上位指名となった。
彼らにとって運命の日を過ごす場所となったのは5年連続となるパブリックビューイングも同時開催された徳島県板野郡藍住町にある「ゆめタウン徳島」。パブリックビューイング会場では昨年同様に、坂口 裕昭・四国アイランドリーグplus事務局長が今季よりリーグイメージガールとして創設された「四国アイランドガールズ」の橋元 優菜さん、平林 あずみさんをパートナーにドラフト解説、裏話をSNSなども駆使して実施。
一方、指名待機場所ではまず伊藤 翔が埼玉西武ライオンズより3位指名。育成ドラフトでも大藏 彰人が中日ドラゴンズより育成1位指名。2人は共にその瞬間、もホッとした表情を見せた後に南 啓介球団代表、養父 鐡監督、駒居 鉄平コーチ、チームメイトなどと握手を交わして喜びを分かち合った。
その後はパブリックビューイング会場に場所を移して、指名記者会見を実施。まずは伊藤 翔が「このたび埼玉西武ライオンズより3巡目指名を受けました。まず1年間応援してくださったファンの皆様、スポンサー様、本当にありがとうございました。今はホッとした気持ちとNPBでやってやるぞという気持ちが強いです。1日でも早く1軍でプレーできるように精一杯頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」とコメント。
すると、ドラゴンズの地元で愛知学院大までを過ごした大藏 彰人も「中日ドラゴンズより育成1巡目指名を受けました大藏彰人です。この徳島で過ごした1年間ですごく成長できたと思います。何より指名していただいたことに本当に嬉しいです。ファンの皆様、スポンサーの皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と真っすぐ正面を向き、指名の喜びを率直に述べた。
かくして前期優勝から始まり、チャンピオンシップを制し総合優勝、独立リーグ日本一と続いた今シーズンを最高の形で締めくくった徳島インディゴソックス。四国アイランドリーグplusの他3球団がドラフト指名なしに終わった中、リーグ盟主としての誇りと責任は今後さらに大きくなってくることだろう。