消える舞洲球場の名
消える舞洲球場の名
「第99回全国高等学校野球選手権大阪大会」の組み合わせ抽選会が昨日(20日)に大阪市内のホテルで行われました。
大阪大会の日程
7月8日~30日
開会式:[stadium]京セラドーム大阪[/stadium]
決勝:[stadium]大阪シティ信用金庫スタジアム[/stadium]
上記の球場名でピンとくる方もいるのではないでしょうか。【[stadium]大阪シティ信用金庫スタジアム[/stadium]】。これまで聞かなかった球場名ですよね。
6月15日に実は【[stadium]舞洲ベースボールスタジアム[/stadium]】から名前が変わったのです。
これは、2016年4月に[stadium]舞洲ベースボールスタジアム[/stadium]の運営を(株)大阪シティドームが取得し、ネーミングライツを募集していたためです。シーズン途中のイレギュラーな時期ですが、28年連続で『大阪シティ信用金庫杯 大阪府春季少年野球大会』を開催している大阪シティ信用金庫とネーミングライツ契約を締結。6月15日から球場名を変更したというわけなんです。
大阪大会の抽選会でも、球場名が変わったことがアナウンスされ、報道陣にも資料が配布されました。因みに、[stadium]大阪シティ信用金庫スタジアム[/stadium]は長いので、【[stadium]シティ信金スタ[/stadium]】が略称だそうです。
1996年4月に開場。2005年からは夏の大阪大会の決勝会場となってきた[stadium]舞洲ベースボールスタジアム[/stadium]の名が、しばらく消えることになります。
大阪府高校野球連盟も夏の大会直前での球場名変更に、やや驚いているようです。「(作成中の)大会パンフレットも球場名を差し替えることになると思います。せめて舞洲という名は残してほしかったのですが」と何人かの関係者が苦笑いしたのが印象的でした。
今週発売されている夏の大会展望号の各雑誌にも、[stadium]舞洲ベースボールスタジアム[/stadium]と書かれています。私見を述べさせていただければ、「もう少し早く告知できなかったものかな」という残念な思いも残ります。
ですが、今夏の大阪大会優勝校は、【[stadium]シティ信金スタ[/stadium]】での最初のチャンピオンになります。176校の熱戦に期待したいですね。
(文:松倉雄太)