三本松・佐藤 圭悟「七色変化球」で高知を下す!春季四国大会・三本松vs高知の一戦を徹底レポート!
七色の変化球を駆使し123球2失点完投勝利の三本松・佐藤 奎悟(3年)
【四国】三本松(香川1位)vs高知(高知2位)の一戦を徹底レポート!
三本松・佐藤 圭悟「七色変化球」で高知を下す!
香川県1位・3年ぶり4度目の出場となる三本松と、高知県2位・2年連続26回目の出場で大会連覇を狙う高知との1回戦。初回は三本松が一死一、三塁から相手野選で、高知が二死三塁から4番・西山 尚良(3年主将・捕手・180センチ80キロ・右投右打・安田町立安田中出身)の中前適時打で1点ずつを取り合った後、試合のが動いたのは3回表のことであった。
ここで三本松は無死一塁から4番の盛田 海心(3年・一塁手・182センチ67キロ・右投左打・さぬき市立長尾中出身)の右越二塁打と7番・浦上 統也(3年・中堅手・174センチ70㌔・右投右打・東かがわ市立白鳥中出身)の中前打で勝ち越すと、終盤には大量点で18安打9得点。
守っても「今日はワンシームを除く七種類全ての変化球を使った」エース・佐藤 圭悟(3年・投手・174センチ66キロ・右投左打・東かがわリトルシニア出身)が123球7安打8奪三振1四球2失点(自責点1)完投で高知を下し、まだ各県1代表制だった2003年の3位決定戦・徳島商(徳島)戦<5対0>以来となる大会2勝目をマークした。
一方、敗れた高知も、先発・三浦 崚之(3年・170センチ73キロ・右投右打・神戸三田ドジャース<兵庫・ヤングリーグ>出身)のカーブ。2番手・黒岩 廉(3年・182センチ70キロ・右投右打・室戸市立室戸中出身)のストレートとフォーク。そして元・侍ジャパンU-15代表の中屋 友那(2年・178センチ72キロ・右投左打・高知中出身)の公式戦初登板と、投手陣を中心に光明が見えた一戦。「方向性ははっきりしている中、四国大会は甘くない」(島田 達二監督)ことを知れたことが最大の収穫となった。
試合レポートでは好投を見せた佐藤 圭悟(三本松)の投球を徹底解説!
試合記事
【春季四国大会 1回戦】
三本松vs高知
三本松・佐藤 圭悟が魅せた「自在型」投球