明徳義塾戦で証明!! 清宮のパワーはプロの中でも一流クラス!!
清宮幸太郎選手(早稲田実業)
明徳義塾戦で証明!! 清宮のパワーはプロの中でも一流クラス!!
早稲田実業の清宮幸太郎が明徳義塾戦で放ったセンターフライの滞空時間の長さが話題になっている。そのタイムは7秒25。なかなか打球が落ちなくて驚いた方も多いだろう。滞空時間の長さは、実は強打者の資質を図る指標となっており、6秒超えが基準となっている。
一例を出すと、ソフトバンクの柳田悠岐が2015年5月5日の千葉ロッテ戦で、サヨナラ本塁打を放ったが、このときの滞空時間は6秒04。だいたい一流スラッガーの本塁打は6秒~6秒20といわれている。その基準より1秒上回るのだから、あのセンターフライで、清宮のパワーとインパクトの強さを示すことができたといえる。
では、清宮のこれまで打った本塁打の滞空時間はどれくらいのものなのか?清宮が、甲子園や全国の舞台で打った本塁打を見ると、弾丸ライナー性の本塁打が多い。
甲子園第1号(2015年8月15日) 4秒97
甲子園第2号(2015年8月17日) 3秒84
神宮大会決勝(2016年11月15日) 4秒47
そして、最も滞空時間が長い本塁打が、昨夏の都立秋留台戦で放った通算52号。推定130メートル弾といわれるが、この本塁打の滞空時間は5秒84と長いものだった。
さて、明日は東海大福岡との2回戦だ。もし、この試合で本塁打を打てば高校通算80号となるが、記念すべき80本目はどんな本塁打になるのか?注目をしていきたい。